【シェア畑体験リポート第4弾】やってみてわかった! 週末農園ライフは予想以上に忙しく、そして楽しい♬

LIFESTYLE

2022.08.31

トウモロコシの雄花によって来たミツバチ。このミツバチたちが受粉を助けてくれるのか~!と静かに感動。でもあと数日経ったら、雄花を切って雌花に受粉させようと思います。初の人工授粉体験が待ち遠しい♡

無農薬野菜を栽培するなら【シェア畑】



都内で始めたシェア畑、野菜作りは感動の連続

 

こんにちは、うさままです。「サポート付き貸し農園、シェア畑」を始めておよそ半年になります。週末は、のんびりと野菜作りにいそしみ自然を感じる生活がした~いという思いで始めた、シェア畑での ♪週末農園ライフ~♪ ですが、その体験レポート第4回目となる今回は、シェア畑を利用してみて感じたことなどをまとめてみようと思います。

 

【書いてあること】

・シェア畑って便利だなぁと思うことあれこれ

・シェア畑って大変だなぁと思ったことあれこれ

・収穫した野菜たち

・肥料のこと

・よそ様の畑を見る楽しみ

 

 

シェア畑って便利だなぁと思う事あれこれ

 

■良いこと その1

🌱農具・種苗・肥料が農園に揃っている

 

農作業に必要な鍬、シャベル、ハサミなどや、マルチシート、防虫シート、支柱などが常備してあるので、手ぶらで通う事ができてとても便利。これらの道具をひとつひとつ購入していたら、かなりの出費です。

 

 

ワタシが個人的に購入した用具は、ゴム軍手・帽子・長靴だけ。絶対必要ではありませんが、この3つはあると便利ですよ。

 

週末、サンダル履きで自転車で畑へ出向き、現地で長靴に履き替え、ツバの広い帽子をかぶり、軍手をはめて農作業スタイルに!!

 

会社帰りや、買い物の途中に立ち寄って、畑の様子を見に行けるという手軽さは、農園ライフをムリなく継続させる重要なポイントだとおもいます。

 

■良いこと その2

👲困った時に助けてくれる農園スタッフさん(不在の曜日もありますよ)

 

野菜作り初心者の強い味方となってくれる農園スタッフさん。スタッフさんのアドバイスがあればこそ安心して作業に励むことができる、ありがたい存在なのです。ただし、頼りすぎは禁物と最近ようやく気付きました。失敗から学ぶことは多いですし、自分で考え取り組むことに楽しさがあると心得た今日この頃です。

 

 

 

■良いこと その3

✏まずは講習会で作業手順を教わる

 

新しい作物の植え付け前や、収穫期前といった要所要所で農園アドバイザーさんによる講習会が開催されます。こちらの講習会で作業の手順やポイント、注意事項を聞いておけば、作物や農業への知識がアップします。疑問に思ったことはその場で聞いてしまいましょう! 農業の奥深さに感心しきり、新しい発見があります!✨

 

 

 

■良いこと その4

⏲いつ行ってもOK

 

農園にはいつ行ってもOKなようです。(ただし、年末年始の数日は資材置き場が閉まっているようですので、詳しくは各農園に問い合わせを)。スタッフさんによると、仕事前の早朝や、夜間でもOKと言っていましたが、さすがに電気のない真っ暗ななかでの夜間作業は難しいですね(不審者と怪しまれる覚悟が要るかも・・)。

 

それでも例えば、明日台風が来るという時はやはり作物が心配になりますから、そんな時には夜間であっても風に倒されないよう支柱を立てるなどの対策ができると助かるのではないでしょうか。(かなりレアなケースですが・・・)☔

 

 

■良いこと その5

📱会員向けWebサイトが充実

 

会員向けサイトには、土づくりから野菜の栽培方法など、多くの情報が掲載されています。畑で使う道具の説明から、肥料のこと、タネのまき方、病害虫の予防と対策などなど、わからないことはこちらのサイトで確認すればある程度解決できるのではないでしょうか。

 

また、来園時にサイトにアクセスしてスタンプを押せばポイントがたまり、所有ポイント数に応じて商品と交換ができるちょっぴりウレシイ楽しみもあります。

 

テントウムシには様々な種類がいるようです。益虫になるものもいれば、害虫になるものも。さて、写真のテントウムシはどちらでしょう? 調べてみました。これはニジュウヤホシテントウと呼ばれる種類のようで・・・・害虫!! ホシが7つのナナホシテントウはアブラムシ(害虫)を食べてくれる益虫なんですって。テントウムシを見つけたら、ホシの数などをよく観察すべし!ですね。



 

シェア畑って大変だなぁと思ったことあれこれ

 

正直、大変だなぁと思ったことは意外と少なく、敢えて言うなら次の3つ。

 

■困ったこと その1

🌞酷暑のなかでの作業

 

特にこの夏の暑さにはお手上げで、農園に行く時間帯を考えないと、倒れてしまいます。(シェア畑じゃなくても大変ですね💦)

 

 

■困ったこと その2

😅週に一度、行けないと心配になる

 

週末に予定が入り、農園に行けないときがあったりすると、育てている野菜のことが心配になり、早く畑に行かなくちゃ!!!と強迫されている感を抱いてしまうのです。そんな時は、「のんびり週末農園ライフ~」どころではありません。やらなくっちゃ、行かなくっちゃと「急かされっぱなし農園ライフ!!」と化してしまう事態に!😓

 

でも、ワタシなどが思う以上に野菜たちは逞しく、少し萎れていたり、虫に喰われていたりはするのだけれど、元気に生きていてくれるのです。(ホッ😌)

 

写真の〇部分を見ると、茎が折れ、しかも縄がかなりきつく食い込んでいるけれど、たくさんの立派な実をつけています。また、茎から根っこらしきものが生えているのがわかりますか。実はコレ「気根」というものなのですって!役割はいくつかあるらしいのですが、空気中の水分を取り込もうと生えたようです。ちょうど猛暑で雨が降らない日が続いたにもかかわらず、暑すぎて水やりにも行けなかった時期でした・・・。

 

 

■困った その3

💰月々の利用料

 

東京都内ですと1区画3㎡(2ウネ)の広さで月に6,000円台~14,000円台と、場所によってだいぶ差があります。さらに入会金が別途11,000円です。入会金については、シェア畑利用者からの紹介があれば無料となるキャンペーンを実施していたりするので、周りに利用者がいないかどうかをまず探してみるのが得策でしょう。ワタシは必死に探したけれど見つけられず、泣く泣く入会金をお支払いしました・・・😿

 

ちなみに1区画3㎡の広さはというと、1坪約3.3㎡が畳でいう2畳分ほどなので、畳2枚分よりも少し狭い広さと考えると分かり易い?でしょうか。

 

農園は全国約122カ所にあるそうで、東京のほか神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府、福岡県にあり、現在も拡大中だそうです。

 

 

菜園アドバイザーが教えてくれる【シェア畑】

収穫した野菜たち🥬🥔🍅

 

3~4月は春夏野菜の作付けの時期です。2022年の春夏野菜として農園がセレクトするのは、ピーマン、パプリカ、サンチュ、ナス、ミニ(中玉)トマト、エダマメなど。この中から自分が作りたい品目を選び、作付けをします。

 

ワタシが選んだ野菜は、ジャガイモ、エダマメ、ミニトマトの3品目とホウレンソウ、パクチー、サラダ菜、バジルなどの葉もの野菜を数種。ジャガイモは、農園がセレクトした作物からは外れるのですが、ワタシが利用する農園では、講習会参加者に限りタネイモをゲットできるということでチャレンジしました。\(^_^)/

 

 

「ジャガイモをやりたい」というアドバイザーさんたっての希望で可能となったようなのです。(こちらの農園を選んで正解)。ホウレンソウなどの葉もの野菜は、タネが各農園に置いてあるので育てたいタネを選んで種まきをします。

 

 

肥料のこと🐄🐔

 

もちろん無農薬栽培ですから、安心です。が、虫もつきますから、虫がついていたら○○します。肥料も、牛ふん肥料🐄・鶏ふん肥料🐔・油かすが用意されており、作る野菜に合わせた肥料で土づくりをします。

 

フンというからさぞかし大変なニオイだろうと予想したのですが、意外にも嫌なニオイはほとんどありません。発酵が完全に進んでいると匂いがほとんどなくなるのだそうです。発酵のチカラはスゴイ!!💪

 

 

 

👀よそ様の畑を見るのは、楽しい

 

夏野菜は驚くほど成長スピードが早く、週一回の畑通いのたびに、すさまじい生命力に圧倒されます。自分が育てる野菜だけではなく、ほかの利用者さんが育てる野菜を見るのも楽しみのひとつ。

よそ様の区画に育つ野菜を見て、次回は私もこの野菜を育ててみよう!とか、珍しい栽培法を行う畑を見つけ、こんなやり方もあるんだ!?と感心したり・・・。雑草の生い茂る(茂らせている?)区画、四方八方に伸び放題の野菜、教科書に出てきそうな整然きりりっとした区画、それぞれの個性豊かな畑を見て歩くことは勉強にもなり、なかなかに楽しい時間だったりするのです。

 

 

雨の降らない日が続き土の中に水分が不足したためトマトが割れてしまうそうです。このような割れたトマトを食べられるのも、家庭菜園の醍醐味。

 

 

 

いかがでしたか? 今回はこれまでの週末農園ライフを体験して、肌で感じたことを簡単にまとめてみました。

民間会社が運営するシェア畑のほかにも、自治体による市民農園など、野菜作りができる貸し農園について検討されている方の参考となれたならウレシイです。

 

無農薬野菜を栽培するなら【シェア畑】

 

■シェア畑についての過去記事

【シェア畑体験リポート第1弾】都内で楽しむ週末野菜作り 週末は畑通いで野菜作り

【シェア畑体験リポート第2弾】野菜作りの原理原則からコンパニオンプランツまで

【シェア畑体験リポート第3弾】大忙しの夏野菜収穫!!

 

 

以下は野菜作り超初心者のうさままが、学んだことやナルホドと思えたことなどの覚え書きです。

 

 

☛植物の成長に多く必要とする3大栄養素・・・窒素・リン酸・カリウム(N・P・K)

 

 

この3大栄養素について、こちらのサイトの説明が分かり易かったので、転載させていただきます。

セイコーエコロジア「植物の栽培に必要な3つの栄養素と、生長を促進させる肥料の選び方 | コラム | セイコーエコロジア (100nen-kankyo.jp)」より転載

 

窒素(N)

葉や茎の生育に必要不可欠な成分で植物を大きく生長させる役割があります。植物の細胞をつくるタンパク質や光合成に欠かせない葉緑素の元になる元素です。不足すると葉に含まれているタンパク質や葉緑素が旺盛に成長している株先に送られるため、葉の色が薄く生育不良となります。その影響は「葉が小さい」「分枝しない」といった症状に出ることがあります。反対に窒素が過剰になると栄養が行き過ぎてしまい、葉や茎ばかりが成長して花や実が付きにくくなり、肥満化の影響で植物が軟弱になるため、病害虫の被害を受けやすくなってしまいます。

 

リン酸(P)

花や実の生育を活性化させる機能を持っています。エネルギー代謝に影響を及ぼす重要な元素であるため不足すると花の数が減り、開花や結実が遅れるなどの生長不良が発生することがあります。過剰に与えても影響は出にくいと考えられていますが、極端な場合には草丈が伸びないといった生育不良や土壌病害を招くおそれがあります。

 

カリウム(K)

カリウムは植物体内の様々な化学反応を促進します。葉で作られた炭水化物を根に送り、根の張りを良くして発育を促す効果があるといわれています。植物を丈夫にして、害虫や病気と気候の変化への抵抗力を高める作用もあります。カリウムが不足すると、下葉の先端や縁から葉が黄色くなって葉が枯れ始め、果実の品質も低下します。リン酸と同様に過剰摂取による影響はほとんどないと考えられていますが、カルシウムやマグネシウムが欠乏しやすくなる場合があります。

 

今後も、たくさん学んで、大事かも?と思ったことを追記していきます。

 

さあ、みなさんもうさままと一緒に農園ライフ、野菜作りライフをしてみませんか。

 

 

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