お食事の「制限」から「選択」へ~日々のお食事に酢キャベツを1皿~

HEALTH

2022.11.04

皆さまこんにちは!moca編集部ECOです♡

 


「性格は顔に出る、生活は体型に出る、本音は仕草に出る、感情は声に出る、
センスは服に出る、美意識は爪に出る、清潔感は髪に出る、落ち着きのなさは足に出る。」

 

この言葉、定期的にSNSや自己啓発関連書籍上で取り上げられて、moca読者さまも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
人間の真理をついたこの言葉、私自身も目にするたびにはっとさせられます。

自分の頭の上からつま先まで、言動の細部まで気を遣うことはなかなか難しく、この言葉は戒めのように感じることも・・・

ひとつひとつ日々の積み重ねで、なりたい理想の素敵な自分にアップデートしてゆきたいものです。

 

 

さて、ステイホームの生活が根付いてから運動量が減ったこともあり、健康意識の向上からも「食」を見直した方が多いと聞きます。
一方で、過度な「制限」を設けて、「食」の楽しみを見失ってしまった方も多いことを、とある記事で知りました。
(詳細は非常に医学的なことでしたのでこちらでのご紹介は控えさせてください)

私は、食べることが大好きで、たくさん食べることができるので、おいしいお料理を出してくれたり、お酒の種類が豊富なレストランでのお食事は人生における楽しみのひとつです。

その分、自宅でのお食事やオフィスでのランチは、「我慢しないのにヘルシー」を意識して、食べるものの「選択」をしています。

 

今回の記事では、私が日々のお食事に取り入れている「酢キャベツ」についてご紹介させてくださいませ♡

 

 

 

 

 

【酢キャベツとは・・・?】

 

その名の通り、キャベツをお酢に漬けたものです!
数年前にはテレビや雑誌などで「酢キャベツダイエット」として多く取り上げられたこともありますので、知っている方もいらっしゃいますよね。
または「試している」「試したことがある」方も多いのではないでしょうか?

材料も調理工程も少なく手軽に作ることができますので、とてもおすすめの副菜です♡

 

【酢キャベツの作り方】

 

 

1:キャベツ1/2玉(約500g)を千切りにします。

2:切ったキャベツをポリ袋に入れ、塩小さじ2杯をまぶして揉み込みます。

3:2にお酢を200cc程度加えて、冷蔵庫で半日からひと晩ほど漬け込んだら完成。

※酢キャベツのカロリーは、1食分(100g)で約32kcalだそうです。とても低カロリーでヘルシーですよね!
酢キャベツは酸味が強く、ずっと食べていると飽きてしまいそう……という方は、味付けをアレンジしてみるのもおすすめです。
お塩の代わりに塩昆布を加えて、お出汁の旨味をプラスしてもよいですし、鷹の爪を刻んで加えて辛味を効かせるのもよいですよ。

 

 

 

【酢キャベツのおすすめの召し上がり方】

 

ダイエットが目的の場合は、酢キャベツをお食事の前に食べるのがおすすめです♡
炭水化物やお肉などのおかずの前に酢キャベツを食べることで、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。

 

 

 

 

 

 

【お酢の健康効果って・・・?】

 

日本人にとって昔からなじみの深い調味料のお酢。
一般にお酢と呼ばれているものは、糖質を含む食材を原料として、それをアルコール発酵させた後、
酢酸発酵させた液体調味料を指します。主成分は酢酸です。

主な健康効果は3つあるそう♡

1:内臓脂肪の減少
2:血圧を正常に保つ
3:食後の血糖値の上昇を緩やかにする

 

 

~内臓脂肪の減少を助ける効果~

研究では12週間毎日継続してお酢を摂取した肥満気味の方の内臓脂肪が減少したことが報告されています。
同時に体重、BMI(※1)腹囲を下げる作用があることも報告されています!
内臓脂肪が気になりだしたら、お酢を日々の食生活に取り入れてみるのもよいかもしれません♡
※1 Body Mass Indexの略。体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出される肥満度を表す指数のこと。

 

~高めの血圧が正常値に戻るのを助ける効果~

お酢には高めの血圧を下げる効果があるという論文が報告されています。
血圧が高めな人は、減塩も大切です。お酢には、お料理全体の味を上手に引き立たせる効果もあります。
お酢を効かせるだけで、塩分を減らしても味がぼやけたりせずに、おいしくいただけますので、血圧が気になる方はぜひ試してみてください!

 

 

~食後の血糖値の上昇を緩やかにする~

お酢には食後の血糖値上昇を緩やかにする効果があるという論文が報告されています。
血糖値とは、血液中のブドウ糖濃度を測定したもので、空腹時には低下し、食後には上昇します。
急激な血糖値上昇が繰り返されると、糖尿病につながる恐れがありますので、毎日気を付けたいポイントですよね!

 

 

●お酢をいただく際のポイント●

・空腹時に摂取すると、胃に強い刺激になりますので控えたほうがベター。

・醸造酢を飲むときには、そのまま飲むのではなく、5~10倍を目安に薄めていただきます。

・一日の摂取の目安は15mlを上限としてください。摂りすぎは胃が荒れてしまう原因になります。

 

【キャベツの健康効果って・・・?】

キャベツに含まれる食物繊維は、便秘の改善、腸内環境を整えて大腸癌、高血圧、糖尿病や動脈硬化の予防、
肥満の改善などさまざまな疾患の予防・改善に効果があるそうです。

詳しくはmocaに原稿をお寄せくださっている薬学博士「池上文雄先生」の記事で解説をしてくださっていますので、ぜひご覧くださいませ♡

 

 

■旬の食材で薬食ライフ 第10回「キャベツ」■

https://moca.press/archives/9783

 

 


【moca編集部ECOのおすすめ酢キャベツサラダ】

私は、お友達とディナーのお約束がある日のランチはいつもヘルシーなものしか食べないと決めているのですが
そんな時に重宝するのが酢キャベツサラダ♡

 

 

 

~作り方~

1:千切りキャベツを好きなだけ作り、塩分3%の梅干し1個と適量のお酢を入れて
ポリ袋の中でよく揉みこみ、冷蔵庫で半日ほど漬けておきます。

2:好きなお野菜を適当にカットして酢キャベツと合わせて出来上がり♡

梅干しを入れた酢キャベツで十分お味がしっかりしていますので、ほかのお野菜をたっぷり入れてもドレッシング要らず!
とてもヘルシーなランチが出来上がります。
これだけでは栄養が不足しているので、海藻とお豆腐のお味噌汁やゆで卵、チキン(むね肉)なども、その日の気分に合わせていただきます。
ノンオイルのツナ缶をサラダにトッピングするのも大変おすすめです♡

 

 

【さいごに・・・♡】

おいしいものをたくさん食べたい・・・♡でも自分が満足する体型でありたい・・・♡そんな私のわがままをかなえてくれるお食事の方法が
食べるものの「制限」ではなく「選択」だということに、気づかされました。

まだまだ自分の理想とする体型には程遠いですし、筋トレなどをして得た引き締まった身体ではないのでお恥ずかしいですが
これからも毎日のお食事を負担なく、楽しみたいと思っています♡

皆さまも、日々の副菜に迷ったときや、食べ過ぎてしまったときのリセットなどに、酢キャベツを召し上がってみてはいかがでしょうか?

それではまた次回の記事でお会いいたしましょう~♡