【健康寿命を考える】にわかには信じがたい「老化は病気」という考え方

LIFESTYLE

2022.10.25

【健康寿命について考える】
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この夏、慣れない歯医者さんへの通院もひと段し、月末の歯科検診を控えている筆者。

 

「毎日キチンと磨く」から「とりあえず磨く」にシフトしてしまっているので、改善したいところではあります。
習慣化はなかなか難しいものです。

 

 

そういえば、歯磨きでも認知を予防できる!とある記事で読んでから、病気のリスクを減らすことが、日々の生きる目標なのかな、とアラフォーにもなると冷静に考えてしまう毎日です。

 

 

●歯のケアを痛感した記事はこちら↓

【歯医者に行こう!】歯周病予備軍と虫歯の「ケア習慣」への道 

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歯のケアをキーワードに、「健康」について考えていたところ、自分の家族のことを思い出しました。

 

我が家では、60代半ばの両親と同居していますが、病気もせず元気に過ごしています。

 

人間ドックを受けた先生にも、「同い年の僕は持病を持ってます。笑 なので、大変すばらしいことですよ!」と言われたそうで、そうか、病気をせずに健康でいるということはそんなに難しいことなのか、と驚かされたものです。

 

当たり前に思って過ごせていたことに、深く感謝できた瞬間でもありました。

 

そう思うと、単に長生きという観点よりは「いかにして健康的に普通の生活を問題なく行えるか」にフォーカスした方が、

私にとっても家族にとっても、心労や負担は少ないのかもしれません。

今回は、筆者が注目する健康寿命のポイントをご紹介していきます。

 

 

【健康寿命について考える】「人生100年時代」の課題
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「人生100年時代」とは言われているものの、どうやって100年を生きるかを真剣に考えても答えがなかなか出てこないかもしれません。

 

その「答え」が見つかるかもしれないこちらの本。

LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界

デビッド・A・シンクレア (著), マシュー・D・ラプラント (著), 梶山 あゆみ (翻訳)

 

 

2014年『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」の1人に選出され、
2018年には「医療におけるトップ50人」の1人にも選出されているデビッド氏。

 

日本では2020年に発売されています。

 

世界的にもベストセラーになっている長寿研究の第一人者でもあるデビッド氏のこの著書で、
「老化は病気である」と提言されているのです。

 

 

【健康寿命について考える】「老化は病気である」
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老化は生きている以上、誰しもが訪れることです。

 

しかし、「老化が病気「となると、それは治療ができるというということ。
結果「人は歳を取らない」わけなのです。

 

しかし、冷静に考えてみるとひとつの疑問が浮かびませんか?

 

ただの寿命なのか、健康寿命なのか、と。
100年間を健康でかつ幸せなまま生きることは簡単にできるのでしょうか?

 

その新たな発見と進展は、人間に新たな希望を持たせるとともに、大きな課題を与えたようにも思います。

だからこそ、この「老化は病気である」という新たな提言は、人間の新たな発展に貢献してくれると期待できるわけなのです。

 

現在はまだ研究の段階で、一般化は具体的にはされていませんが、
そのメカニズムさえわかれば、本格的に受けられる老化のための治療に備えて、「今しておくべきこと」が明確になってきませんか?

では、今からできる対策をご紹介していきましょう。

 

 

【健康寿命について考える】 ではどうすれば老化を防げるのか?
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長寿遺伝子を活発化させる方法

 

・食事の量を減らす

長く健康を保ち、寿命を最大限に伸ばすために、今すぐにでもできる方法で、一番効果的とされます。

昔、コルロナという貴族が1日340グラムで生活した人は100歳近くまで生きたそうです。

カロリー制限することで老化を遅らせる作用があるそうです。

 

・寒さに身をさらす

背中や肩を保護する褐色脂肪細胞の活性化させエネルギー消費を促して、必要なストレスと健康的に脂肪を燃焼させてくれます。

背中のぜい肉が取れるのはとっても魅力的ですが、風邪をひきそうなので、今の時期にはちょっと怖いところですね。

 

・アミノ酸を制限する(お肉は危険)
アミノ酸の中でも、メチオニン、アルギニン、ロイシン、イソロイシン、バリンがその対象となります。

 

とくに注目されているのがメチオニンらしく、牛肉や子羊肉、鶏肉、豚肉、卵に豊富に含まれており、欧米人の人にはなかなか厳しいところではないでしょうか。
だからこそベジタリアンやビーガンは絶えずいらっしゃるのでしょう。。。

 

なお、ロイシンが大量に入っているプロテインドリンクのせいで長寿のメリットが得られなくなる可能性もあるのだとか。

 

マッスル関係の方々にはショックな話題ではありますが、あくまで「とりすぎ」がNGなだけなので、
極端に取らなければ大丈夫なのでは?と筆者は考えます。

 

・運動する
週5日30分のジョギングを行う人のは10歳若い人と同じだそうです。

 

30分のジョギングだと、大体5キロ弱のランニングを毎日するかたちですかね。

 

・サウナ
サウナを利用する人はそうでない人に比べて健康がすぐれているという調査があるそうです。

 

 

ちなみに、赤ワインに含まれるレスベラトロールも効果はあるが、1日750杯~1000杯飲む必要があるようで、お酒はあくまで楽しみながら、という程度がいいかもしれませんね。

 

●レスベラトロールについての記事はこちら↓

【赤ワインにも配合!】スーパーポリフェノール「レスベラトロール」で美味しくメンタルケアとスキンケアを♪

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今からでもやれること。思ったよりありませんか?
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長く生きられるようになってしまっているからこそ、身体も心も快適に毎日過ごしたいものですね。

 

皆さんも健康寿命を意識して、はじめてみませんか?