【幸せの原理とは?】「なるようになる」が合言葉♪ ~古典『菜根譚(さいこんたん)』から学ぶ~
LIFESTYLE
2023.11.28
【幸せの原理とは?】自ら呼び寄せるもの、それが「幸せ」!
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運気をアップさせる方法は、さまざま。
お家の床をピカピカに磨いたり、トイレ掃除を意識的にしたりなど風水の要素はもちろん、ポジティブな言葉もそのひとつ。
人間の意識と身体は連動しているので、ウキウキといつも楽しいい笑顔を振りまく人には、その波動にあった現実が引き寄せられるといわれています。
人生100年、不安を抱えながら暗い気持ちで生きるよりは、ニコニコ楽しく生きる方が、人生の長さと関係なく「密度が濃い人生だった!」と幸せを噛みしめることができるようにも思います。
菜根譚(さいこんたん)では、「幸せの原理」をどようなかたちで教えてくれているのでしょうか。
【幸せの原理とは?】幸せも不幸も自分が呼び込んでいる、をまずは知る。
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「福は徼(もと)むべからず。
喜神(きしん)を養(やしな)いて、以って福を召くの本(もと)と為(な)さんのみ。
禍(わざわい)は避(さ)くべからず。
殺機(さっき)を去(のぞ)きて禍(わざわい)を遠ざくるの方と為(な)さんのみ。」
(菜根譚前集71より抜粋)
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そのまま意訳すると、
幸福は求めようとしても、求め得られるものではない。
生きることを楽しみ、喜ぶ「心」を養い育てること、それが自ら幸福を呼び寄せるのだ。
禍(か・「災い」)は避けようとしても、避けられるものではない。
殺気(人を傷つけるような)だった心を除くようにすることで、禍を遠ざけるのである。
と書かれています。
人生は幸せばかりがすべてではありません。
間違いなく予期せぬ災いも起こります。
それをあえて避けることは、至難の業です。
それよりも、己の心の中の殺気立ったキモチを先に取り除くことの方が、実は災いから早く避けられるのかもしれませんね。
喜神(きしん)とは、
精神のこと、つまり人間の心の深い部分のこと。
幸せになりたい!欲しい欲しい!!とばかり叫んでいても幸せはやってきません。
「生きること」を楽しみ喜ぶ心が、幸せを自分が呼び込んできているのです。
つまり、心の豊かさが幸せを運んでくれるということなのでしょう。
【幸せの原理とは?】「なるようになる」で運命を受け入れる、が幸せの一歩!
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成功も失敗も、すべて自分が運んできています。
幸せばかりでなく、不幸も平等に運んできます。
その原因と結果がすべて自分から・・・ということは「なるようになる」と運命に身を任せ、生きてみるのも面白いと思えてくるものです。
腹を決めて「笑顔」で楽しく生きるということが、更なる福を呼び込んでくれることを菜根譚は教えてくれています。
とりあえず、笑っておこう。
それが一番の幸せかもしれませんね♪
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