中国茶を知って味わう。
葉山・一色へのミニトリップ

TRIP

2022.03.23

皆さま、中国茶はお好きですか?

烏龍茶やジャスミン茶は巷で人気ですし、飲茶を食べに行くとプーアール茶や鉄観音茶などもメニューにありますよね。

 

私も中国茶が大好きで、無農薬の茶葉を買って自宅で楽しんでいますが、昨年京都のとあるフレンチレストランのノンアルコールペアリングで出てきた中国茶の数々が衝撃的に美味しくて!!

 

 

 

京都  TAKAYAMA
ミシュラン星付きのこちらのお店。もちろん、お料理も最高でした♡
白で統一されたモダンな店内で、美しくてイノベーティブなフレンチを堪能できます。

 

ソムリエの方にどこの中国茶かお聞きしたところ、その方が通われている中国茶の講座があって、講師の先生から購入されているとのこと。

お教室は大阪の豊中と神奈川の葉山の二カ所で、東京在住の私は葉山の方に、ソムリエの方からご紹介をいただいて参加できることになりました。

 

 

中国茶 Sobae

 

ホームページがまた雰囲気があって素敵なのです✨

 

葉山の一色にある先生のアトリエでレッスンを行うと言う事で、わくわくしながら京急に乗って逗子葉山駅へ。

 

品川から50分ほど電車に揺られ、初めて降り立った逗子葉山駅は、どこか懐かしい感じのドーム型のレトロな建物。

 

 

駅から15分ほど京急バスに乗ると、一色エリアにつきます。
一色海岸や、県立近代美術館が有名なエリアですが、アトリエは内陸に入った閑静な住宅地にあります。

 

レッスンまで時間があったので、散策していたところ、人で賑わっているパン屋さんを発見!

 

 

 

ブレドール葉山本店という人気のパン屋さん。芳ばしいバターの香りに誘われて中に入ると、美味しそうなパンがたくさん並んでいて、なんと鎌倉野菜も販売されています。
レッスン前なのにクロワッサンやバゲット、人参などの新鮮なお野菜を買い込んでしまいました。

 

そこから、10分ほど坂道を歩いて先生のアトリエへ。
シンプル&ナチュラルなインテリアで統一された空間に、たくさんの茶器が飾られています。

 

主宰の丸山先生は、ご自分で福建省や広東省の秘境にお茶の買い付けに行かれるなど、中国茶への情熱と知識が豊かな女性。関西弁が親しみやすい素敵な先生です。
丸山先生について、LIXILさんのホームページに詳細なインタビュー記事がありますのでご覧ください  → こちら♡

 

この日参加したのは、私を含め女性3名。
ドライローズの蕾が浮かべられたウェルカムティーをいただきながら、座学で中国茶の歴史や製造工程、現地のお話を伺います。

 

 

3種類の中国茶、手作りのスイーツをいただきながらのレッスンです。
こだわりの茶器に、先生が淹れて下さる中国茶の美味しいこと!

 

 

 

いただいたのは、「佛手(ぶっしゅ)」という岩茶と、「六堡茶(ろくほちゃ)」という黒茶、「茉莉龍珠(まりりゅうじゅ」という白茶。

どれも今まで飲んだ中国茶が何だったのかと思う程の味わい深さなのですが、中でも「茉莉龍珠」は、茶葉をくるくると丸める手間もさることながら、ジャスミンの花を茶葉に被せて香りづけする作業を5回も繰り返しているだけあって、高貴な香りと雑味のない白茶ならではの後味に感動しました。

 

 

同じ中国茶でも淹れ方でこんなに美味しさが変わるとは・・・!
習ったお茶はお土産でいただけますが、香りに魅了されてしまった茉莉龍珠は追加で購入♡

自宅でも丁寧にお茶を淹れる癒しの時間を楽しみたいと思います。

 

レッスンから帰る頃には陽も傾き始めていましたが、充実したひと時を過ごせて、ゆったりとした気分で帰路につけました。

 

今回は行けませんでしたが、一色には、住宅地の中に「佐島石こみち」「長雲閣こみち」といった路地が辿っていて、適度に曲がりながら延びてゆく「こみち」に迷い込むような感覚で歩くのが楽しそうです。

 

路を抜けた先に一色海岸が広がる「しおさい小路」

 

都心から電車で1時間なのに、別世界のように静かで穏やかな時間が流れている葉山・一色。

 

さり気なくおしゃれなカフェも点在しているそうで、次回はゆっくりと時間をとって訪れてみたいです。

 

 

 

神奈川県三浦郡葉山町一色
アクセス:JR横須賀線逗子駅、京急逗子線逗子・葉山駅からバスで三ヶ丘バス停、一色海岸バス停等で下車。

 

中国茶 Sobae 
3月から東京・世田谷区でもお稽古を開催するそうです→
原則は紹介制ですが、ご興味のある方は一度メールでお問合せされてみてください。