歴史から学ぶホロスコープ 占いから知る自分のこと

LIFESTYLE

2022.02.26

先日、NHK『先人たちの底力 知恵泉』の特集に、思わず見入ってしまいました。

 

テーマは、「占いが歴史を動かす!?」。
かの有名な武将でさえも戦に際して、勝運を占っていたとのこと。

 

そういえば卑弥呼も占いで統治していたことを思い出し、歴史の本を読み漁っていた小学生時代に思いを馳せながら、番組を観賞しました。

 

 

番組によると、1555年現在の広島周辺を支配する毛利勢は、占いを巧みに使い戦に勝利しています。毛利氏は、表に太陽、後ろに月の絵が描いている扇を使って、悪日を吉日に変えたと言われています。もともと戦国時代は、易学を用いた占いがメジャーでした。

 

戦の当日、易学上の結果では悪日とされていました。しかし、扇を月(裏)から太陽(表)へと翻し「もうすでに翌日になった!」として、悪日とされた夜中のうちに戦を仕掛けて攻め込み、無事勝利したのでした。

 

あらら、占い結果通りに動いてないじゃないか…と。
結局のところ、気は持ちようなのか?と視聴者的には混乱です。

 

占い結果を覆すほどの自信は、自分の勘が大きく左右するのでしょう。
受け止めるも覆すも自分次第。
想像するだけで、武者震いしますけどね、私は。
とはいえ勝利した毛利氏は、結論に導くためのきっかけとして占いを用いていたのです。

 

 

現代において、占いはとりわけ恋愛に悩む人に好まれる傾向が多いものですが、歴史を紐解いていくと、天下統一を目論む武将でさえも堂々と占いを活用していたわけです。
人が確固たる自信を保つには、今も昔も守るべきものがあるがゆえに、非常に厳しく難しいことなのだと思い知らされるのでした。

 

そこまでに行き着くには、相当な経験が必要だと感じる私ではありますが、世の中には妙な自信家も多く、不思議なものです。

 

30代半ばでやっと浪費家から倹約家への一歩を踏み出せた私ですが、改善できたきっかけのひとつが占いでした。ストレスの根源が理解でき、自分の感覚に自信が持つことができたことで、浪費が自然と抑えられ、小さな幸せに向き合える余力が生まれました。

 

そのようにして、占いの歴史から人間を知っていくことも面白いものです。

 

 

占いは統計学です。経験豊富な歴史や知識から学ぶように、ひとつの文化として作り上げられた占いから、答えを導き、探し出すことも時として重要なのかもしれません。

 

失敗と成功は表裏一体。必ず、どちらも起こりえます。
とはいえ、向き合わなければいけない問題解決はなかなか辛いものです。セカンドオピニオンとして、占いを見て傾向を知り、よりベストな方法を見つけていくことも面白いヒントが隠されているかもしれませんね。

 

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週明けの月曜日にチェックすることはもちろんのこと、毎週末の答え合わせ占いとしてもおすすめです。実際に活用してみると新たな視点で自分の今と向き合えるかもしれません。

 

moca編集部 MEGU