突然ですが、皆さまはどのようなハンカチを使っていますか？

オーソドックスなコットンやシルク、パイルやガーゼ地、レースや刺しゅうを用いたのものなど、大人女性の身だしなみやお洒落の一環として、TPOによって使い分けをすることも多いですよね。

公共施設でのハンドドライヤーの使用ができなくなってから、ハンカチというアイテムは以前よりも、もっと身近な存在になったのではないでしょうか？

私も綺麗なプリントや繊細な織のハンカチは大好きで何枚も集めていますが、その中で今回は「シェニール織」ハンカチの魅力をご紹介します！

◆シェニール織とは・・？

シェニール織は１８世紀末にヨーロッパで生まれた織物の製法で、日本には明治初期に持ち込まれました。

一度織上げた生地をタテ糸にそって裁断し、モール状の糸に仕上げ、そのモール糸をヨコ糸に使い、再度織り上げる「再織」と呼ばれる製法で作られていることが最大の特徴です。この製法を用いることで、シェニール織ならではの生地の肉厚さと、裏表の柄の出方が同じになる美しいデザイン性が生まれているのです。

◆シェニール織ハンカチのおすすめポイント

①繊細に織りなす柄と風合い

シェニール織特有の柄や風合いは、他になくとても素敵ですよね。その重厚感から、年配のご婦人の持つものというイメージがありますが、２０代の若い女性も気軽に持てるようなデザインのものや、キャラクターとコラボレーションしたデザインのものも多く売られています。

参考：LOVERARY BY FEILER

日本製にこだわり、エレガントな花柄や可愛らしい動物柄のシェニール織アイテムを多く取り扱っているブランドもあります。

参考：アーンジョー

実は、シェニール織は幅広い年代の女性に使いやすいアイテムなのです。

②高品質で長持ち

再織製法を用いているので、生地がとても丈夫で頻繁にお洗濯をしても褪せることなく、長持ちします。良いものを長く使うことは、大量生産大量消費の今の時代に必要なことですよね。

アイロンいらずで特別なお手入れも不要ですし、吸水性や速乾性も高く、オールシーズン重宝します。

◆シェニール織のハンカチを使うときは・・・？

シェニール織のような、いわゆるタオルハンカチを持つ時には、もう１枚薄手のハンカチを持ち歩くのが大人女性の身だしなみとしておすすめです。

お食事をする時など、さっと膝の上にハンカチを広げる際などはタオル地のものよりも薄手のコットン生地やレースのハンカチを使用したほうが素敵に見えますよね♪

今回は、高品質で美しいシェニール織ハンカチの魅力をお伝えしてまいりましたが、ぜひ皆さまも毎日気遣う身だしなみに、シェニール織アイテムを取り入れて、エレガントを纏ってみてはいかがでしょうか？

mocaライター　ＥＣＯ