どうにかしたい、髪のパサつき!
【原因編】

BEAUTY

2021.08.23

髪の乾燥、パサつきに悩んでいる女性、多いですよね・・・。

 

髪がパサついていると、せっかくおしゃれをしても清潔感に欠ける印象を与えてしまいがち。
まずはパサつきの原因を知ることが大切です。その上で普段のケア法を見直し、パサつきのないツヤ髪を目指していきましょう♪

 

 

髪がパサついているのは、毛髪の表面を覆っているキューティクルが剥がれ落ちて髪の表面が凸凹になっているためです。
キューティクルは毛髪内部の水分が蒸発するのを防いだり、栄養素を閉じ込める働きをしてくれているので、キューティクルが開いたり剥がれ落ちてしまうと、毛髪内の水分やタンパク質などの栄養が少なくなってパサついた髪の毛になってしまうのです。

ここで、髪がパサつく主な原因をチェックしてみましょう。

 

 

①摩擦
髪が濡れた状態は、キューティクルが柔らかくデリケートになっています。
シャンプー後にタオルでゴシゴシ拭いたり、ドライヤーをかけずに寝たりすると、タオルや枕の摩擦によってキューティクルが剥がれてしまいます。
また、シャンプーを良く泡立てない事による髪同士の摩擦、無理なブラッシング、頻繁に髪を触るなどによる摩擦も要注意です。

 

②紫外線と熱
体のどのパーツよりも太陽に近いところで紫外線を浴びている髪。紫外線を受けると表面層の脂質やタンパク質が損なわれキューティクル同士の密着力が弱くなるため、より少ない力ではがれやすくなります。
また、ドライヤーを髪に近付け過ぎたり、一箇所に集中して当て続けると、毛髪内部のタンパク質が部分的に変性して空洞が増加する「熱変性」が起き、パサつきの原因になってしまいます。

 


③シャンプー剤と洗い方
シャンプーに多く含まれる「合成界面活性剤」が、髪のパサパサ化に拍車をかけている可能性も。
「界面活性剤」とは、水と油を混ぜ合わせる洗浄剤で、せっけん系シャンプー以外のほとんど全てのシャンプーに含まれています。
界面活性剤には石油等から作られる「合成界面活性剤」と、自然界にある原料から作られる「天然界面活性剤」がありますが、パサつきを招くのは洗浄力が高い「合成界面活性剤」。洗浄力がある分刺激が強く、髪や頭皮に必要な油分も取り去ってしまい、髪のパサつきだけでなく頭皮のかゆみの原因になっていることも。
また、すすぎが足りずに髪や頭皮にシャンプー剤が残ってしまいダメージを与えている場合もあります。

 

④生活習慣の乱れ
髪の健康にも食事や睡眠などの生活習慣が影響しています。
偏った食事などで栄養の行き届かない髪は内部がスカスカになり、パサつきが進行することに。脂っこい食べ物や、砂糖を多く使った食品など食べ過ぎていませんか?
お酒の飲みすぎも髪がパサつく一因です。アルコールを飲むと、体はそのアルコールの分解に必要なアミノ酸を消費します。アミノ酸は髪の毛を作る大切な成分なのですが、肝臓でアルコールを分解することを優先してしまうのです。お酒を飲みすぎると大量にアミノ酸が消費されますから当然髪には届かないということです。。
また、睡眠時に髪の毛に栄養を取り込む細胞が最も活発になるのが、 夜10時〜2時の間。
夜更かしやストレスによる睡眠不足はお肌だけでなく髪にも悪影響を与えています。

 

 

 

これ以外にも、頻繁なパーマやカラーリング、体内の水分不足など、、パサつきの原因は意外にたくさんあります。
残念なことに髪はお肌のように自己修復機能がないので、一度傷ついたら元には戻りません。
でも普段の習慣をちょっと変えるだけで、パサつきなどの傷みは改善していきますので、次回はそのケア法をお伝えしたいと思います♪

 

 

 

mocaライター SATOMI