テイカーは「悪」?運を掴んで周囲までもラッキーに導く「受取り上手」のコツ♡

CULTURE

2024.06.22

皆さまこんにちは!moca編集部ECOです♡

 

「ギブアンドテイク」は以前より多くの人が知る概念で、「持ちつ持たれつ」「共助」「お互い様」などの意味合いがありますよね🐣

 

昨今では、「ギバー」「テイカー」など、概念というよりも「パーソナリティー」として捉える論調があります。

一般的に、長期的目線で考えると「ギバー」が成功者と言われているようですが、果たして「テイカー」は成功しにくいのでしょうか?

 

そんなことに興味を持った編集部ECOは「ギブアンドテイク」について、リサーチを行いました✨

 

 

【そもそもギブアンドテイクとは?】

 

主にアダム・グラントの著書『Give and Take』で広く知られるようになった概念。

この本では、人々の行動スタイルを3つに分類しています。

 

◆ギバー(Giver): このタイプの人は、他者の利益を優先し、無私の行動を取る傾向があります。自分の利益よりも他者の成功や幸福に貢献することに喜びを見出します。

 

◆テイカー(Taker): このタイプの人は、自己利益を最優先し、他者からできるだけ多くの利益を得ようとする傾向があります。他者の利益を犠牲にしてでも、自分の成功を追求します。

 

◆マッチャー(Matcher): このタイプの人は、ギバーとテイカーの中間に位置し、公平さやバランスを重視します。彼らは「お互いに利益を得る」ことを目指し、与えた分だけ受け取ることを求めます。これはリサーチで初めて知った概念でした✨✨

 

アダム・グラントは、これらの行動スタイルが職場や個人の成功にどのように影響するかを様々な研究や事例を通じて分析。

特に、長期的にはギバーが最も成功する傾向があることを示していますが、それはただ単に他者に与えるだけでなく、効果的なギビングを行うことが重要であるとしています。

 

皆さまは、ご自分を3種類の人格に分類するとしたらいかがでしょうか🐻・・・?

 

 

【やはり、受取り上手であることも成功を掴むヒントだった・・・!?】

 

◆受け取り上手になるためのマインドセット◆

 

~自己価値の認識~

まず、自分自身の価値をしっかりと認識することが重要です。

高飛車になるのではなく、自己価値を高く持つことで、他者からの助けや恩恵を受け取ることに対する抵抗感を減らすことができます。

「私はこれ(情報・品物・機会・言葉など)を受け取るに値する」という自己肯定感を持ちましょう。

「申し訳ない」「受け取るのは悪い」「私なんて・・・」と思っていると、せっかくのチャンスを逃してしまう可能性があります。

時として、図々しさが成功の鍵になることも🔑

 

~感謝の心~

受け取る際には、感謝の気持ちを忘れないことが重要です。

相手が自分に対して厚意を見せてくれた時には、しっかりと感謝をして受け取ることで、相手の自己肯定感も高めることにも繋がり、一石二鳥💞

ご厚意は「遠慮や拒否」ではなく「感謝や還元」をすればよいのです😊

 

~相互依存の理解~

人は一人では生きていけません。

自立と依存のバランスを理解し、相互依存の関係を築くことが大切です。何かを受け取ることは弱さではなく、強さの一部であると認識しましょう✨

 

 

◆受け取り上手になるための具体的行動◆

 

~コミュニケーションの円滑化~

自分のニーズや希望を明確に伝えることが重要です。

曖昧な表現ではなく、具体的に「何を」「どのように」助けて欲しいのか、目標や野望を口に出すことで、自分の願いが叶いやすくなるでしょう💄

 

~受け取るタイミングを見極める~

適切なタイミングで助けを求めることも、とても重要です。

自分が本当に必要なときに、相手に無理をさせないサポートを得るという意識を持ちましょう。相手への思いやりを忘れないことがテイカーとして必要な要素です🐻

当然ですが、わがまま放題ではだめというわけです!

 

~ウィンウィンの関係を築く~

テイカーは、ギバーの相手にメリットがあるような仕組みを築くことも大切です。

単に受け取るだけではなく、相手にも利益をもたらすよう心がけましょう。

ウィンウィンの関係は長期的な成功と信頼関係を築く基盤となります。テイカーとギバーの上手な共存というわけです✨

「したたか」と捉えられるかもしれませんが、メリットを得るということは、相手のメリットやデメリットの想像力がなければ成立しないものです🎀😊

 

【受取り上手でいることは人生において運を掴む可能性を秘めている】

 

~ビジネスにおける受け取り上手~

成功したビジネスリーダーの中には、他者からのフィードバックやサポートを積極的に受け入れ、それを活用して成長した例が多くあります。

例えば、スティーブ・ジョブズさんは、彼自身が強力なビジョンを持つ一方で、周囲の才能を受け取り、それを自身のビジョンに統合する力があったと言います。彼は受け取り上手(最高のテイカー)でもあったのです✨

 

~チームワークにおける受け取り上手~

スポーツチームやプロジェクトチームでも、リーダーやメンバーが他者の意見やアドバイスを受け入れることで、チーム全体のパフォーマンスが向上することが多いです。

自分の意見だけをアウトプットするのではなく、テイカーとして振舞うことで、チームの信頼と連携を強化し、より良い結果を生み出す可能性があります。

 

結果的にギバーとなるには、テイカーの側面を持つことも重要だということが分かりますよね!

 

 

【さいごに・・・♡】

ビジネスシーンやプライベート、SNSなどで人間観察を行っていると「受取り下手」な人は、「与え下手」でもあるなと感じる出来事が多々あります。

もしかすると、運を掴んで自分の周囲を幸せにできるのは「受取り上手なテイカー」であるのでは?という仮説を立てて、今回のリサーチを行いましたが、なかなか奥が深いなと考えさせられました。

私は、自分自身が誰かに与えることが出来るものは僅かだと思いますので、まだまだテイカーの側面が強いように思いますが、今回のリサーチを活かして「ギバーにもなれるテイカー」のように魅力ある人になりたいと思いました🎀

それではまた次回の記事でお会いいたしましょう~♡