雨の季節も美脚キープ!梅雨時期のむくみ対策

HEALTH

2023.07.06

ジメジメとした梅雨時期。この時期体調不良に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

特に気になるのが女性の大敵、むくみ。顔がむくむと輪郭がぼけて老けた印象にもなりますし、足がパンパンにむくんだりと、いいことなし・・・💦

特に男性に比べて筋肉量が少ない女性は、基礎代謝や水分代謝が低い傾向があるといわれています。そのため、女性の方がむくみやすいのです。

 

 

【梅雨時期のむくみの原因】

なぜ梅雨時期はむくみやすいのでしょうか。それは、湿度が高いため皮膚表面から汗が蒸発しにくくなり、水分が排出されず身体に溜まってしまうことや、体内に熱がこもりやすくなることが原因と言われています。

また、湿度が高いと気圧も下がるほか、急激な寒暖差で自律神経のバランスが乱れ、不眠や様々な体調不良の原因となってしまうのです。

 

 

 

【ふくらはぎは第二の心臓】

特につらいと感じるのは脚の浮腫みではないでしょうか。脚のむくみを解消するには、「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎを鍛えることが効果的です。

ふくらはぎが「第二の心臓」と呼ばれる理由は、歩く際にふくらはぎの筋肉が収縮し、血液の流れを助けるからです。また、ふくらはぎの筋肉の収縮によって静脈が圧迫され、血液の逆流を防ぎます。これにより、ふくらはぎは血液循環をサポートする重要な役割を果たします。ふくらはぎが十分に働くことで、余分な液体や浮腫んだ部分からの血液循環が促進され、浮腫みが軽減されるのです。

 

 

【むくみ解消運動】

ふくらはぎを中心に鍛えて、むくみとサヨナラしましょう!

 

1.足首の回し運動

座った状態で片足ずつ足首を時計回りと反時計回りに回します。5回ずつ行いましょう。これにより足首周辺の血液循環が促進され、むくみの改善に効果的です。デスクワークの合間など、こまめに行いましょう!

2.スクワット

足を肩幅程度に開き、ゆっくりと腰を下ろします。膝が90度になるくらいまで下がったら、ゆっくりと立ち上がります。10回ずつ行いましょう。スクワットは下半身の筋肉を刺激し、血液の循環を活性化させます。

 

 

3.カーフレイズ

立った状態で両手を壁につき、膝を伸ばしたままかかとを上げます。かかとを上げた状態で2秒キープし、ゆっくりとかかとを下ろします。10回ずつ行いましょう。この運動はふくらはぎの筋肉を刺激し、血液の流れを改善します。

 

 

4.ブリッジ

仰向けに寝て、膝を曲げた状態で足を床につけます。手は体の横に置き、腰を上げます。数秒キープした後、ゆっくりと元の位置に戻します。10回ずつ行いましょう。この運動はお尻や太ももの筋肉を強化し、血液の流れを促進します。

 

 

 

 

 

これらの運動は、むくみの解消に効果的な血液の循環を促進し、筋肉を活性化させるものです。ただし、自分の体調や能力に合わせて無理のない範囲で行いましょう。運動前後に軽いストレッチを行うこともおすすめです。また、運動とともに、適度な水分補給を忘れずに行うことも大切ですよ。

 

 

【むくみ解消する食材】

運動と一緒に食べるものにも気を付けましょう。

浮腫みに効果的な食材は以下の通りです。

・カリウム

カリウムはナトリウムとのバランスを保ち、余分な水分を排出するのに役立ちます。バナナ、アボカド、スイカ、スピナッチ、サーモンなどの食品に多く含まれています。

 

・マグネシウム

マグネシウムは血管を拡張し、体内の余分な水分を排出するのに役立ちます。ナッツ、種子、豆類、ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれています。

 

・ビタミンB6

ビタミンB6は体内の余分な水分を排出し、浮腫みを緩和するのに役立ちます。鶏肉、サーモン、バナナ、ほうれん草などに含まれています。

 

・ビタミンC

ビタミンCは抗酸化作用があり、浮腫みを引き起こす炎症を緩和するのに役立ちます。オレンジ、レモン、キウイフルーツ、パプリカなどに多く含まれています。

 

 

・食物繊維

食物繊維には整腸効果があり、下痢や便秘などを解消に役立ちます。腸内環境を整えることで、老廃物をスムーズに排出できます。玄米、納豆、こんにゃく、キャベツ、ごぼう、さつまいも、とうもろこし、セロリ、アスパラガス、しいたけ、しめじなどに含まれています。

 

 

 

むくみの原因となる「運動不足」「血行不良」は、長く続くと脂肪の蓄積を招きます。
さらに、むくみは老廃物が溜まっている状態なので、脂肪が落ちにくくなって悪循環に陥りやすくなります。

雨でおうち時間も増えるこの時期に、むくみを解消して、すっきりとした美脚になっちゃいましょう♪