今の枕は自分に合ってる?快眠のための枕選びのポイント
LIFESTYLE
2023.05.14
快適な睡眠を得るために、枕選びはとても大切です。
自分に合っていない間違った枕を使用すると、寝姿勢が悪くなり、首や肩の痛み、呼吸障害、頭痛などの問題を引き起こすことも…。
今回は、快眠のための枕選びのポイントをご紹介します。
まず、自分の寝姿勢に合った枕を選ぶことが重要です。みなさんはどのような姿勢でいつも眠りに入るでしょうか?
その寝姿勢によって適した枕の種類が変わってくるのです。
🌟横向きで寝る場合
横向きで寝る場合、適切な高さの枕を選ぶことが必要です。
枕が低い場合、首に負担がかかり、痛みやストレスの原因になります。逆に、枕が高すぎる場合、首や肩に圧力がかかり、血流が制限されることがあります。肩幅に合わせて大きめの枕を選ぶことが望ましいです。
腕が置ける抱き枕は、肩・胸まわりの圧迫を防ぎ、脱力につながりますが、寝返りを妨げると言うデメリットもあるため、入眠時に使用するのがおすすめです。
🌟仰向けで寝る場合
仰向けで寝る場合、やや低めの枕が適しています。首を適切な高さに保ち、呼吸がしやすくなるためです。
横から見た時に、首の骨がゆるやかなS字カーブになる高さの枕を選びましょう。
後頭部は体温や湿気を溜めやすいので、特にこれからの季節は湿気を逃がし放熱性のあるマイクロファイバーやストロー素材がおすすめ。
🌟うつ伏せで寝る場合
顔を押し当てる場合が多いうつぶせ枕は、呼吸しやすく、胸を圧迫しないことが重要なポイントに挙げられます。
そのため、U字型やO字型のような真ん中が空いて呼吸がしやすい形状が適しています。
背骨の自然なカーブを保つために、タオルを組み合わせて枕代わりにするなど、背骨の自然なカーブを保つように工夫することが大切です。
体圧が分散できる低反発性のウレタン素材がおすすめ。
では次に、具体的にどのような種類の枕があるのでしょうか。
🌟高さ調整ができる枕
高さ調整ができる枕は、自分の体格や寝姿勢に高さを合わせることができ、快適な寝心地が得られます。
実際にベッドで寝た姿勢で、枕の中の素材やシートを入れ替えながらカスタマイズできるので、自分好みの枕に近づけることが可能です。
🌟メモリフォーム枕
メモリフォーム枕は、体温に反応して体にフィットする形状になるため、首や肩を正しく支えてくれます。
また、体圧分散効果もあり、身体の負担を軽減するため、快適な寝心地を得ることができます。
🌟羽毛枕
羽毛枕は軽くて柔らかいため、快適な寝心地を得ることができます。
また、通気性も良く、汗を吸収する機能もあるため、夏場でも快適に眠ることができます。
🌟ラテックス枕
高反発のラテックス枕は硬いイメージがありますが、天然ゴム特有の弾力と柔らかさで頭や首が安定するため、寝返りを打ちやすく、肩こりにも良いとされています。
通気性が良く防ダニ効果もあり、長持ちする反面、ゴムアレルギーの方は使用できない、においが強い、洗えないなどのデメリットもあります。
そして、枕のサイズにも注目!
枕のサイズは、自分の身体やベッドのサイズに合わせて選びましょう。一般的に、身体の幅の約2/3程度のサイズの枕が適しています。
また、枕は常に顔や頭が触れているため汚れやすいので、定期的に洗濯をして清潔に保つこともお忘れなく。
いかがでしたか?
毎日使うものだからこそ、定期的に見直しやメンテナンスをして、快適な睡眠環境を整えましょう♪