「ひとこと」で伝わる♡~メッセージカードで「こころ」を届けて~

CULTURE

2022.09.03

皆さまこんにちは!moca編集部ECOです♡

 

急に真夏の暑さも和らいで、朝晩は肌寒さも感じるようになり、過ごしやすさは嬉しい反面、なんだか物悲しい気持ちに・・・

古の歌人が、季節の移ろいを憂いた歌を多く詠んだ理由が、年を重ねるたびに「ああ、このことか」と共感できます。

 

令和を生きる私たちは、日頃和歌を詠む習慣はなくても「こころ」を届ける手紙の習慣は残っていますよね♡

 

今回の記事では、そんな「こころ」を伝える時にとても便利な、おすすめのメッセージカードについてご紹介させてください♡

 

◆そもそも手紙の歴史って・・・?◆

 

~平安時代は「文(ふみ)」の時代~

 

ヨーロッパよりも早く中国から紙が伝わった日本は、手紙や封筒の普及も早かったそうです。

平安貴族たちの恋文は、「結び文」といって、自分を印象づけるお香を焚きつけて、木や花の枝に結んで送るのが雅とされ流行しました。

なんともロマンティックですよね♡

文のやり取りが盛んだった平安時代。貴族たちはとても筆まめで、京の都では文使いたちが、ひっきりなしに通りを駆けていたといいます。

「結び文」がカジュアルな手紙だとすると、正式の文は「立文(たてぶみ)」と呼ばれました。

立文は、縦長に手紙をたたんで紙で包み、さらにその上から別の紙で包み、上下を折り返したもの。この一番外側の紙を、「懸紙(かけがみ)」といい、現代の封筒のような役割を果たしていました。

 

 

 

 

~封筒の登場~

 

封筒が現れたのは江戸時代。

江戸で町人文化が発達した1804〜1830年頃には、絵の描かれた封筒がもてはやされました。これを「絵封筒」と言います。

当時は、「絵半切」といって絵柄の描かれた便箋に手紙を書き、絵封筒に入れて送るのが流行していたそうです。

お花や文様などのデザインを競ったという絵封筒。便箋や封筒に絵が描かれているなんて、江戸時代の洒落た粋を感じます♡

 

 

◆メッセージカードの魅力は・・・?◆

 

お手紙をしたためようと筆を執ろうとすると、なかなか言葉がでてこない・・・

それにお相手に「お返事を書かねば」という気を遣わせてしまうこともありますよね。

私は、折に触れお手紙を書くことも大切かと思いますが、メールやSNSツールを用いたコミュニケーションが主流となった今では、ほんの「ひとこと」メッセージカードを贈るだけでも、お相手に気を遣わせることなく十分に心を届けられると思っています♡

 

そんな時に重宝するのが、メッセージカードというわけなのです♡

 

 

◆おすすめのメッセージカード◆

 

G.C.PRESS ミニメッセージカード(ウサギ)/¥308

https://gc-press.co.jp/?pid=166075700

サイズ: 5.5 × 9.0 cm
入り数: 8 枚

 

その愛らしい姿と幸運をもたらす縁起の良い動物として、世界中で愛されているウサギがモチーフです♡

印象的な鮮やかなピンクを地色に、パール色でウサギの毛並みを繊細に表現されています。

 

ラッキーモチーフとしての意味 = 飛び跳ねる習性から「飛躍、発展」

多産であることから「豊穣」のシンボル

長い耳はよく聞き、福を集めるといわれています。

ウサギモチーフのお好きな方におすすめです♡

カジュアルかつエレガントなメッセージカードとして、ギフトに添えることもできるところがお気に入りポイント!可愛らしすぎないところも大人が抵抗なく使えますよね!

 

他にも封筒や便箋、バースデーカードもランナップされていますので、是非バラエティショップや文房具屋さん、オンラインなどで見つけてみてください♡

 

Monolike(モノライク) メッセージカード



封筒サイズ :  7.4× 9.7× 3.5cm/20枚入

カードサイズ :  9×6.7cm/40枚入

 

こちらは韓国のステーショナリーメーカーのカードです!私は店舗では見たことがなく、オンラインで購入をしています♡

※Amazon公式ストアに約¥1,000~2,000にて取扱い

 

少し前に、素敵なカードがないかしら?とAmazonを探検していたところ、出会えたのがこちらのカードたち♡

しっかりとした厚みがあり絵柄もおしゃれで可愛いカードと、こちらもしっかりとした作りの封筒がついています。

箱に入っているので収納の際も、綺麗にしまえて便利なのです!

 

私は、お花が一輪デザインされたものと絵画シリーズのゴッホをセレクトしてよく使用しています。

こちらのローズ柄と、ゴッホの「ひまわり」と「星月夜」は特にお気に入り♡

 

 

 

先日、お友達にコスメをプレゼントした時に「〇〇ちゃんに似合うカラーをセレクトしたよ♡」というメッセージと、私のおすすめの使い方を書いたカードも一緒に渡したら「もちろんコスメも嬉しいけど、こういうちょっとしたカードが本当に嬉しかったりするよね~♪」と、とても喜んでくれました!

 

 

 

◆さいごに・・・♡◆

デジタル時代に、あえてアナログな「手書きのメッセージ」を贈ることは、平安時代の「文(ふみ)」の文化を踏襲しているようで、ロマンを感じませんか?

 

「こころ」が伝わることはもちろん、相手を想い、手間や時間をかけてしたためた「ことば」は、どんな時代においても、人の気持ちを動かすものです。

皆さまも、日常にメッセージカードをぜひ常備してみてくださいね♡