女性のためのスーパーフード♡ザクロのパワー
HEALTH
2023.02.08
最近、テレビでも取り上げられて話題になっている「ザクロ」。
九州大学の研究で、長生き遺伝子と呼ばれる「サーチュイン遺伝子」を活性化することが判明したそうです。
真っ赤な宝石のような実が美しいザクロですが、調べてみると、美と健康に嬉しい効果がたくさんありました✨
◆名前の由来と歴史
『ザクロ』という名前は古代ペルシャ地方(現在のイラン周辺地域)に連なるザクロス山脈が由来であるといわれています。
また、ザクロは『石榴(せきりゅう)』とも記されますが、これはペルシャ北部の「安石国」から伝わった際に、形状が瘤(こぶ)に似ていることから『安石瘤』と呼ばれ、それが略され「石瘤」となり、さらに『石榴』になったそうです。
ザクロの原産地は、イランやトルコなどの中近東地域であるといわれており、イランでは5000年以上前から食用にされてきました。
その後、イランから西側へはシリアを経てエジプト、ギリシャ、ヨーロッパ全体へと伝えられ、東側へはシルクロードを通りインド、中国などに広がって行きました。
日本へは平安時代に渡来したといわれていて、食用ではなく観賞用として庭などに植えられて来ました。
現在、食用ザクロの主な栽培国はアメリカ合衆国、イラン、インド、中国などで、日本では東北より南の地域で僅かに栽培されているのみ。
日本の店頭に並んでいるザクロは、アメリカ・カリフォルニア州からの輸入がほとんどです。
◆女性にうれしい効果の数々
約5000年のザクロの歴史を持つイランでは、その宝石のような美しさと栄養価の高さから「神様からの贈り物」と称され、女性の美と健康のために欠かせない存在として大切に受け継がれてきました。
特に妊娠、出産に良い食べ物として重宝され、妊婦さんへのお見舞いにはザクロをプレゼントする風習もあります。
出産後すぐにザクロを食べて栄養を摂取し、産後の肥立ちを良くするという知恵も現代に受け継がれています。医療が発達していない昔は出産後に命を落とす女性も多く、ザクロは女性のための「命の果実」として重宝されていたのです。
イランの女性は「美しくなりたければザクロを食べなさい」と言われて育つほど!ザクロと女性は昔から深い関係があるのですね。
❤血液をつくる「造血作用」
ザクロが出産に良いとされる理由のひとつに、造血作用があります。
冷えや肌のくすみ、のぼせ、イライラなど女性の体調不良は、血液が足りていない事が原因かも。。
ザクロには赤血球を作るための「鉄」や、造血ホルモンの低下を防ぐ「亜鉛」などが豊富で、貧血症状の緩和が期待できます。
他にも造血作用のある「葉酸」が含まれますが、「葉酸」は「ビタミンB₁₂」と結合して効果が発揮されるので、サケやシジミなどの魚介類や海苔などの「ビタミンB₁₂」を多く含む食品と一緒に摂るとさらに効果的です。
❤女性ホルモンと似た働き
女性らしい身体をつくるだけでなく、肌にハリを与えたり、精神を安定させるなど、大切な働きを担ってくれる女性ホルモン。
その分泌は20代半ばをピークに減少し、いわゆる更年期には女性ホルモンのひとつ「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌が急激に減少することで様々な不調を招いてしまいます。
ザクロに含まれる「エストロン」は、エストロゲンと同等の活性があることがわかっており、女性ホルモン分泌の低下に伴う症状改善が期待されています。
❤内側から輝く!美肌効果
ザクロに豊富に含まれる「エラグ酸」や「ビタミンC」には、シミ・そばかすを予防し、若々しい肌を保つ効果があります。
シミなどの原因であるメラニン色素は、チロシンという物質から生成されますが、ポリフェノールの一種の「エラグ酸」は、このチロシンを作り出す酵素「チロシナーゼ」の働きを抑制し、メラニン色素の沈着を防いでくれるのです。「エラグ酸」には、皮膚細胞を再生してコラーゲンを守るという働きもあると言われています。
❤ダイエットにも!
ザクロの「エラグ酸」や「ビタミンB₂」には、脂質や糖質を効率良くエネルギーに変え、脂肪燃焼を促進する働きがあるため、ダイエットにも効果的です。
「エラグ酸」は、血糖値・血中中性脂肪の増加を抑え、肝臓での脂肪の合成を減らして、新しい脂肪細胞の形成を抑制してくれます。さらに糖尿病を引き起こすレジスチンの分泌を抑制する働きもあります。
また、「ビタミンC」や「ビタミンB₂」「ナイアシン」には、血中の悪玉(LDL)コレステロールを減少させ血液をきれいにする働きがあり、「カリウム」には体の新陳代謝を高め、余分な塩分(ナトリウム)を体外に排出してむくみを改善する効果も。
ザクロの甘味と酸味の程よいバランスが良い刺激になって、小腹が空いたときのスイーツ代わりにもなってくれますよ♪
❤疲労回復!イキイキとした日々に
ザクロに含まれるビタミン類は、エネルギーになったり、筋肉や神経の疲れをやわらげたりする働きを持っています。
豊富に含まれる「ビタミンC」は、風邪などへの抵抗力を強めます。さらに、ストレスを和らげる副腎皮質ホルモンや、幸福感を感じるドーパミン、やる気を起こさせるノルアドレナリンなどの生成をサポートする働きも。
また「ポリフェノール」の中で、特に目の組織に良い働きをすると言われる「アントシアニン」が豊富なため、眼精疲労にも効果的です。目を酷使する現代人は積極的に摂りたいですよね!
❤長寿遺伝子を活性化!アンチエイジング効果
冒頭にも書いたようにザクロのポリフェノール類には「サーチュイン遺伝子」を活性化させるという実験結果があります。
「サーチュイン遺伝子」とは、老化や寿命の制御に重要な役割を果たすとされる遺伝子で、抗老化・延命の実現が期待できることから「長寿遺伝子」と呼ばれています。
九州大学の研究で、7種類あるサーチュイン遺伝子の中でも、抗老化に効果を及ぼす(SIRT1、SIRT3、SIRT6)を同時に活性化することが判明しました。
このことから、ザクロを継続して食べることで、全身性のアンチエイジングにメリットがあると考えられます。
また「ポリフェノール」には、老化の原因となる糖化や酸化を抑制する働きがあるので、健康寿命が延びる可能性も期待できますね!
このほかにもザクロには、腸の悪玉菌を減らす働きや、コラーゲンを増やして骨や髪の健康をサポートするなど、とり上げたらキリがないくらいの効果効能があるのです…!
ここまでくると、女性のみならず男性にも食べていただきたいザクロですが、問題は日本ではなかなか手に入らないこと。
しかも収穫時期が10月~11月と限られているので、一年通して食べたい場合どうしたら良いのか。。
◆ザクロはペーストで摂るのがベスト♪
手に入りにくいのに加え、ザクロは可食部分が少なく、生の皮の部分には有毒な物質も含まれているとのことで、生食は難しそう。。
果実を絞ったジュースという選択がありますが、それよりもさらに濃縮されて、手軽に摂れるペースト状のものがあるのです!
色々調べてたどり着いたものが、こちらの無農薬ザクロペースト。
こちらは、ザクロの原産国イラン中部の砂漠都市「サーヴェ」産。
サーヴェ地方は、ザクロが育つのに適した風土や気候のため、皮が薄く種の柔らかい良質なザクロを生産することができます。その人気は、ザクロの花が咲く段階でその年の買い付け予約が終わってしまうほど。
こちらの「プレミアムザクロペースト」は、農場の半径数十Kmまで無農薬・有機栽培で育てられ、品質を見極めるプロの“ザクロ職人”が厳選した「サーヴェ産マラス種」のみを使用というこだわりようです。
サーヴェ産のザクロは、土からの栄養が行き渡り、赤ちゃんの頭ほどの大きさになるものも。そのプレミアムなザクロがひと瓶に約10個分入っているだけあって、お味は濃厚❤トローリとして甘酸っぱくて、これはマジで美味しいです!!
1日スプーン1杯を、1,2回食べるだけなので、無理なく美味しく続けています。冷蔵保存しなくてOKなので、私は会社のデスクにも「置きザクロ」しています♪
甘味料、保存料、増粘剤等一切無添加で、安心して続けられるのも嬉しいポイントです😊
いくつになっても美と健康をあきらめない!そんな女性の頼れるパートナーになってくれるザクロ。
楽しみながら生活に取り入れて健康寿命を延ばしましょう✨