雨だからこそ美しい 鎌倉の紫陽花巡り

TRIP

2022.06.10

いよいよ訪れた梅雨の季節。雨と聞いただけで、普段より気分が落ちてしまいがち…。

ですが、自分の機嫌を取れるのは自分だけ!この時期だからこそのイベントを満喫しましょう!

6月と言えば、紫陽花の季節です。紫陽花は、雨が降るからこそ元気に美しく咲くことができる花。

 

 

今回は、鎌倉でおすすめの紫陽花スポットを2選ご紹介します♡

東京駅から約1時間で行ける鎌倉なら、気分転換にもピッタリです。

 

 

◆色鮮やかなブルーのトンネル「明月院(めいげついん)」

 

 

JR北鎌倉駅から徒歩約10分、山麓の細長い谷戸にひっそりと佇む「明月院」。

「鎌倉の紫陽花といえば明月院」と言われているほど、境内に咲き乱れる2500株もの紫陽花は圧巻です。

そして明月院の紫陽花は、青一色に統一されているのが特徴的です。どこを見渡しても吸い込まれそうなほど澄んだ青色は「明月院ブルー」と呼ばれています。

鎌倉石の参道「紫陽花道」は、両脇には足元から身長を超す程の高さまで、背丈の異なる紫陽花が咲いています。まるで鮮やかなブルーのトンネルを通っているかのような幻想的な風景を楽しむことができますよ。

 

「悟りの窓」

明月院には、「悟りの窓」という有名な丸窓があります。

悟りの窓は東方向にあるので、午前11時ぐらいまでであれば室内に光りが入り込む姿を楽しむことができますよ。雨の日は障子が半分閉まることあるみたいで、その様子もさらに美しいのだとか…!梅雨の時期ならお目にかかることができるかもしれません。

 

円窓の向こうには本堂後庭園が広がっていて、美しい庭園や四季折々で姿を変える風情ある景色を望めます。

丸い額縁から覗く庭園は、まるで日本画のように幻想的な景色で、時が経つのを忘れてしまいます。

通常、後庭園は丸窓からしか覗くことができませんが、紫陽花のこの時期と紅葉の時期だけ特別開放されます。

 

<明月院>

〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189

拝観:9:00 – 16:00

 

 

◆色とりどりの紫陽花を愛でる「長谷寺(はせでら)」

 

江ノ電「長谷駅」より歩いて5分の所にある長谷寺は、鎌倉の西方極楽浄土と謳われ、1年を通じ「花の寺」として親しまれています。

ブルーで統一された明月院とは対照的に、ピンク・紫・青など…約40種類のカラフルな紫陽花を愛でることができます。

 

境内にある「あじさい路」は階段や坂道を登りながら高所に咲く紫陽花を楽しむことができます。
高所まで歩くと、海と紫陽花を眺められる絶景ポイントもありますので、ぜひ頑張って上まで登ってみてくださいね。

 

「良縁地蔵」

 

金運・仕事運の他に、縁結びのご利益もある長谷寺には、やさしい笑顔の可愛らしいお地蔵さまたちがいらっしゃるのです。「良縁地蔵」と呼ばれる小さな3体セットのお地蔵様は、境内の3箇所にいらっしゃいます。3つ全てを見つけると良縁に恵まれるそうです…♡

とっても小さなお地蔵様なので、ゆっくり紫陽花を楽しみながら探してみてくださいね。

 

<長谷寺>

〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2

参拝:8:00 – 17:00

 

 

四季折々に美しく咲く花を見ていると、心が豊かになる気がします。

 

梅雨の時期だからこそ美しく咲く紫陽花から元気をもらってみませんか。