自己肯定感を上げるOUTPUT読書術
CULTURE
2022.02.21
著者:アバタロー
出版社:クロスメディア・パブリッシング
定価:本体1,380円+税
著者は某外資系企業で管理職を務めるYouTuber。
書評YouTubeチャンネルを立ち上げたところ「読書が苦手でも古今東西の難解な名著がラジオ感覚で楽しめる」と、登録者数が15万人を突破するほど大ブレイク。
本書は読書の楽しさを伝えることを生きがいとして配信活動を続ける著者が、自分に自信を持てない人のために向けた初の読書ガイドとなります。
前半では、読書がいかに大切か、読み手に伝えるために、読書は食事であり、コスパ最強の自己投資であることを知らしめます。
また多忙な人ほど読書をしていると励まします。
読書は食事であると例えることで、栄養価の高い良質な食材(本)を選ぶこと、正しい調理法(読み方)をすること、栄養(知識)を効率よく吸収すること、の流れがやさしく理解できます。
さらに、ただ読むだけではだめで、そこで得た(IN PUTされた)知識を行動に移す(OUTPUTする)ことで、「自己肯定感」を上げられると著者は訴えます。
OUTPUTすることをトレーニングに例え、知識をわが身に血肉化していくことを奨励します。知識のボディビルダーを目指すわけですね。
moca編集部 かずりん