美容常識の9割はウソ

CULTURE

2021.12.24

 

 

著者:落合博子

出版社:PHP研究所

定価:本体1400円+税

 

現役バリバリのお医者さま(国立病院機構東京医療センターの形成外科医長)が肌のお手入れについて書いた本です。

再生医療のプロであり、また女性である自らの経験値で語られるので説得力は満点。

「コラーゲンは肌をプルプルにする」「お風呂のあとの化粧水は必須」は真っ赤なウソ……など、次々に現代の美容常識が覆されていくのは痛快でもあります。とはいえ、突き詰めていくと、何もするなということにつながってしまうのですが……著者は顔も洗いすぎないほうがいいとおっしゃいます。

要は「肌の自然治癒力(ターンオーバー)に委ねましょう」ということなんですが、できるだけ触らないほうがいいという表現すらあって、素人めには行きすぎにも感じられます。でも美容常識とはそれだけウソで固められているということなんでしょうね。

手入れをすればするだけ肌は荒れていくのだと断言されます。ただ唯一、著者がオススメするのは、紫外線対策。でも「日焼け止めのSPF効果は10以上は一緒」とまた痛快に暴いてくれます。電子書籍もあってKindleの読み放題も使えます。誰でも目から鱗の美容の知識が得られる一冊です。

 

moca編集部 かずりん