こんまり®流片づけコンサルタントに訊く、お部屋片付けの極意
LIFESTYLE
2022.01.07
寒くなると、おうちで過ごす時間も多くなってきますね。
あなたのお部屋は、ゆっくり寛げる空間ですか?
プライベートな時間を過ごすお部屋は、毎日頑張っている自分自身が癒される場所であって欲しいですが、実際は「散らかっていて落ち着かない」「片付けたいと思っているけど後回しになってしまう」というお声をよく聞きます。
今回は、独自の片づけメソッドでグローバルに活躍されている「こんまり」こと近藤麻理恵さんのお弟子さんで「こんまり流片付けエグゼクティブコンサルタント」の高山喜代美先生に、お部屋片付けの一番大切なポイントを教えていただきます♪
片付けコンサルタントって??🔹高山喜代美先生のお仕事内容はコチラ
片付けで一番大切なのは『順番』
moca読者の皆さま、こんにちは。高山喜代美です。
片づけを何から始めていいのか分からなかったり、始めたとしてもやればやるほど収集がつかなくなってしまったり、、一人ではどうにもならないという片づけに関するお悩みが日々寄せられています。
その中でも多いのが片付けを途中で挫折してしまうというお悩み。
こう言った方に多く見られるのが「いきなりモノを捨てようとする」傾向です。
要らないモノはないかな?と、ゴミ袋を片手に部屋をうろうろしたりしたことありませんか?
実はこれが片づけが中途半端に終わってしまう原因なのです。
片づけで最初にやるのは、ごみ袋を片手にとりあえず捨てることではありません。
それは「理想の暮らし」をイメージすること。
「自分がどう過ごしたいのか?」 片づけのゴールを決めることを先にします。
ゴールがしっかりイメージできていれば、片付けを終えた後にまた散らかってしまう「リバウンド」を防ぐこともできます。
あなたは、片づけることで何を実現したいのでしょう?
片づけの目的を考えることが重要です。
その時のポイントは、映像が浮かぶぐらいにリアルに、より具体的な行動などを細かく思い描くこと。
起きてすぐにリビングで、朝陽を浴びながらヨガですか?
朝食後ハーブティ―を淹れて飲むのも素敵です。
大好きなペットとゆっくり過ごすのも良いですね。
夜のシーンもイメージしてみましょう。リビングや寝室でどんなふうに過ごしますか?
アロマを焚いたり、音楽を聞いたり。リラックスできる空間であれば良い眠りにつけそうです。
「理想の朝の過ごし方」
「理想の夜の過ごし方」
をタイムスケジュールで書き出してみると、片づけを終えた先にどんな暮らしを実現したいのかが、より明確になってきます。
理想の暮らしがイメージできてくると、クローゼットやキッチンなど、どのように収納すればいいのかも考えられるようになります。
ゴールが具体的であればあるほど、途中で片づけを挫折してしまうリスクを減らすこともできるのです。
イメージしづらい人は、インテリア雑誌などを見てみるのをおすすめします。
見ているうちにだんだんと自分が好きなテイストが分かってきて、理想の空間などのイメージがしやすくなりますよ。
片づけを終えた部屋で、どんなモノをもち、どんな時間の使い方をしたいのか?
その空間では、どんな気持ちで過ごしたいのか?
ワクワクしながら、理想の暮らしをリアルにイメージすることがポイント。
片づけを始めると決めたら、手を動かす前にまずは「心」を動かしてみましょう。