初心者にも♡
寒い季節におうちで楽しむアロマ

BEAUTY

2021.11.30

秋から冬にかけて寒さとともに陽も短くなり、なんとなく寂しさを感じてしまう、そんな季節。友達や彼氏、家族と会うのも良いけど、あえてひとり時間を楽しんでみるのもおすすめ。
早めにおうちに帰って、暖かいお部屋で香りに癒される至福の時間を過ごしてみませんか?

 

 

ハーブの香りやお花の香り、森の木々の香りなど、自然の香りを普段の生活に取り入れる「アロマテラピー」は、自律神経を整え、ストレスの解消やリラクゼーションに役立つ効果が期待できます。

 

今回はアロマ初心者さんでも気軽に取り入れられる、ヒーリングにぴったりなアロマオイルとおすすめの使い方をご紹介します。

 

 

 

◆シンプルに精油の香りを楽しむ「芳香浴」

基本的な使い方は、アロマポットやアロマラランプに精油を垂らして香りを楽しむ「芳香浴」です。
キャンドル(アロマ用の小さいキャンドルはティーライトと呼ばれています)を使って火で熱するアロマポットは、陶器製やメタル製があり、くぼみの部分にお湯または水を入れて、精油を数滴(6畳の部屋だと3~5滴)垂らします。
火を使うので、つけっぱなしで部屋を離れない、近くに物を置かないなど注意は必要ですが、炎の光には「1/fゆらぎと呼ばれる特別な振動があるので、視覚からも癒される効果があります。

 

 

 

アロマランプは、電力によって熱を加えるタイプでコード式やコンセント式があります。
アロマポットと違って精油皿に直接火が当たらないので、水やお湯は入れず直接精油を垂らします。安全性と持続性が高く、優しくふんわりと香りが広がり、精油を入れないときにもルームライトとして使えます。

 

 

 

 

その他、香りがお部屋に広がりやすいディフューザータイプも人気。加湿器代わりにもなって、火や熱を使わないので安心して使用することができます。

 

以前mocaでご紹介した、熱を使わないアロマディフューザー。香りが柔らかく部屋全体に広がります。

 

さて、どんな精油をチョイスしたらよいのでしょう?
もちろんお好きな香りの精油を選ぶのが一番ですが、目的に別に合わせた精油を組み合わせるのもおすすめです。

 

 

◎身体やこころのバランスを整える

 

イランイラン:フローラルでエキゾチックな甘い香り。

ゼラニウム・エジプト:甘くバラに似た香りの中にも爽やかさがあるハーバルな香り。

ネロリ:フローラルな甘さの中にほのかな苦みを感じる香り。

マジョラム:温かみのある甘い香りで、ややスパイシーな香り。

プチグレン:フレッシュでグリーンな香り。

 

 

 

◎不眠や不安の改善に

 

ラベンダー:ふんわりと温かみがあるフローラルな香り。

オレンジ・スイート:甘くやさしいフレッシュな香り。

ゼラニウム:ローズに似た華やかな香りの中に、ハーブの香りが混じるグリーンフローラルな香り。

 

◎緊張を緩めてリラックス

 

ベルガモット:柑橘の香りとフローラルな香りも併せ持つエレガントな香り。

シダーウッド:まるで森林浴をしているかのような気持ちになれる香り。

ローズ:甘く華やかで、女性的な香り。

 

◎元気を出したい、気分を高めたいとき

 

ペパーミント:スッと鼻通りが良くなるような爽快な香り。

ローズマリー:ハーブ調のフレッシュでシャープな香り。

 

このほかにもたくさんの種類のアロマオイルがありますので、ご自身の体調やその日の気分に合わせて芳香浴に取り入れてみましょう。

 

◆アロマバスで至福のリラックスタイムを

 

 

 

 

バスタイムにアロマを取り入れて、入浴時のリラックス効果を高めましょう。

浴室全体にはアロマスプレーを吹きかけて香らせたり、湯船にキャリアオイルで希釈した精油を入れて香りのバスタイムを演出。
精油は直接お湯に垂らさず、キャリアオイルとして使用できるお肌に優しいオイル(ココナッツオイルやオリーブオイル、ホホバオイルなど)に数滴たらし、混ぜて使用しましょう。精油が直接肌に付くことで、刺激を与えてしまう可能性があるためです。

死海の塩や粗塩などに精油を数滴混ぜてアロマバスソルトとして使うのも、体が温まるので寒い季節におすすめ。
その際も、直接塩に精油を混ぜずに、いったんキャリアオイルに混ぜてから塩と混ぜるようにしてください。(塩に乳化作用がなく、精油と分離してしまうため)

 

 

湯船の温度は37~40℃程度のぬるめにしてゆっくり浸かると、自律神経のバランスが整いやすくなります。

バスタイムにおすすめのアロマオイルは、ラベンダー・ローズ・ヒノキ・ヒバ。

ヒノキやヒバなどのウッディな香りは森林浴のような開放感とリラックスが得られます。

精油は効果がある分、刺激もあります。敏感肌の方・お子さま・高齢者の方が使われるときは、コットンやティッシュに垂らして窓際やタオル掛けの上などに置くと、湯船に入れなくても精油の良い香りが漂いますよ♡

 

◆アロマの香りに包まれて夢の中へ

入浴してしっかり体が温まってから、体温が下がるのが約1時間半後。このタイミングで眠りにつくのが理想ですので、その間もアロマに包まれてリラックスタイム。睡眠の質を上げて自律神経の働きを整えましょう。

 

 

 

安眠に効果的な精油は、ラベンダー、オレンジスイート、カモミール、ネロリなど。
芳香浴をしながら、お肌も心も慈しむようにゆったりとスキンケアをしたり、ストレッチをしたり。
ラベンダーやカモミールはハーブティーもあるので、水分補給しながら香りを味わうのも良いですね。

枕元やシーツなど寝具にも、アロマスプレーを吹きかけて香らせたりしましょう。
また、精油1滴をコットンに垂らして枕の下に忍ばせると、優しい香りに包まれながら眠りにつくことができます。

 

 

 

寒い季節こそアロマでゆったりと自分を満たす時間とって、心と体を温め、緊張をほぐしましょう。
至福のおうち時間に、ぜひアロマテラピーを取り入れてみてください。

 

 

 

◆お話を聞いた先生◆

 

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