天井の照明を消してみたくなる、小さな灯りのある暮らし
LIFESTYLE
2026.11.07
夕食を片づけたあと、テーブルにお茶を一杯。
いつもは部屋じゅうを明るくしているけれど、今夜は手元のランプだけを灯してみる。食器や家具を買い替えなくても、光の置き場所を変えると、見慣れた部屋に違う表情が生まれます。
取り入れやすいのは、充電して持ち運べる小さな灯り。食卓にもベッドサイドにも置けて、使うたびにコードを引き回す必要がありません。今回は、5千円以内の一台から、素材にこだわった一台まで、3台を見た目だけでなく大きさや充電の手間まで比べました。

読書に使うなら、ページに届く明るさを確認
選ぶ前に、食卓でお茶を飲むためか、枕元で本を読むためかを考えてみてください。雰囲気をつくる光と、文字を読むための光は、同じ条件では選べません。
「lm(ルーメン)」は光の量を示す目安。本のページに届く明るさは、シェードの形や置く距離でも変わります。読書に使うなら手元の見え方を確かめ、文字が見づらいときは読書灯を足しましょう。
置き場所は、底面だけでなくシェードの幅も確認を。ベッドサイドなら、ランプの横に眼鏡やコップを置ける余白があると使いやすくなります。

黒い金属のシェードと細い支柱を組み合わせたアヴホールは、税込4,999円。高さ29cm、シェードの直径13cm、本体の直径11cmで、小さな食卓にも置き場所を考えやすいサイズです。
光束は100lm、色温度は2700K。明るさは100%・30%・10%の3段階に切り替えられます。お茶の時間には弱め、テーブルの上を見渡したいときは明るめ、と使い分ける一台に。読書専用灯の代わりというより、食卓の補助照明として選びたいランプです。
満充電で最大の明るさなら約9時間、30%なら28時間以上、10%なら69時間以上点灯。充電はUSB-Cで約10時間です。電池は付属しますが、ケーブルとUSB充電器は別売り。本体価格だけで予算を決めず、手持ちの充電用品も確認しましょう。

丸いシェードと少し太めの脚が印象的なPC PORTABLE。リサイクル仕様は税込19,800円です。幅・奥行ともに14cm、高さ22cm、重さ約440g。今回の3台では最も背が低く、ベッド脇の小さな台に、オブジェを置く感覚で取り入れられます。

クールグレーやクリームホワイト、オリーブなどの色が揃い、昼間の姿も選ぶ楽しみのひとつ。寝具やカーテンの色に寄せれば控えめに、赤や青を選べば小さなアクセントになります。
明るさを調整でき、USB-Cで充電する仕様。公式掲載の充電時間は3.5時間、最長連続稼働時間は約10時間です。枕元や棚に光を添える用途で、実物の光の広がりも見て選びたい一台です。

平たい円形のシェードとまっすぐな支柱が美しいTurn。アルミニウムブラックは税込47,300円。外径約13cm、高さ約27.5cm、本体約530gです。金属を削り出した端正な形が、木のテーブルにも、すっきりした白い棚にも似合いそうです。

シェードの天面をタッチすると4段階に調光。連続点灯は弱い順に150・38・12・5時間と、設定によって大きく変わります。最長時間だけを見るより、普段使う明るさで何晩使えるかを考えると選びやすくなります。
充電は付属の台とUSB-Cケーブルで約6時間。ACアダプターは付属しません。台に置くと消灯して充電が始まり、持ち上げると点灯するので、充電場所を定位置にする使い方にも向いています。

ランプを少し動かすと、カップに落ちる光も、テーブルに伸びる影も変わります。毎晩座る場所で、自分が心地よく感じる位置を探してみてください。
足元の明るさを残し、手元がまぶしくないように整えたら、いつものお茶を一杯。一日の用事を終えて、この灯りをともす。そんなささやかな習慣が、静かな夜の楽しみになっていきそうです。
