寒暖差アレルギー!? 地味につらい症状の緩和テクニック♡
HEALTH
2025.11.15
皆さまこんにちは!moca編集部ECOです♡
季節の変わり目になると、なんとなく鼻がムズムズしたり、くしゃみが止まらなくなったり…💦
でも、花粉の時期でもないし、風邪でもない。そんなときに疑ってほしいのが 「寒暖差アレルギー」 です。
アレルギーと聞くと、花粉やハウスダストのように“原因物質”があるイメージですが、寒暖差アレルギーは実は アレルギー反応ではない のがポイントだそうです🌟
医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれ、気温差によって自律神経が乱れ、鼻の粘膜が過剰に反応してしまうことで起こる症状。だから、検査で何も引っかからないのに症状だけが出る…というやっかいさがあるのです。
特に女性は自律神経が揺らぎやすく、仕事や家事、人間関係など日々のストレス要因も多いもの。知らないうちに「寒暖差アレルギー」をこじらせてしまうケースは想像以上に多いと言われています😿
そこで今回は、つらい症状を少しでも軽くするための緩和テクニック をご紹介します。

■ 寒暖差アレルギーってどんな症状?
まずは代表的な症状をチェックしてみましょう。
・花粉の時期じゃないのにくしゃみ、鼻水が出る
・透明でサラサラした鼻水が垂れてくる
・鼻づまり
・目のかゆみや涙
・のぼせ・頭痛
・なんとなく気分が落ちる、疲れがとれない
これらは「自律神経の乱れ」が関わる症状でもあります。気温差が7℃以上になる日は発症しやすく、秋・冬・春はとくに注意。
外気温と暖房の温度差によって、室内外の移動だけで鼻が反応してしまうことも🐻🍎
■ どうして女性は寒暖差アレルギーに悩みやすいの?
女性特有の理由として、以下の3つが挙げられます。
① ホルモンバランスの変動
女性ホルモンは自律神経と密接な関係があります。生理周期や年齢による変化で乱れやすく、寒暖差の刺激に敏感になりがちです。
② 体の“冷えやすさ”
筋肉量が少ない女性は体温を上げる力が弱く、外気温の影響を受けやすい体質になりがち。これも自律神経を不安定にする原因のひとつ。
③ ストレス
仕事に家庭に役割が多く、常にマルチタスク。ストレスにより交感神経が優位になると、ちょっとした気温差でも鼻が反応しやすくなります。

■ 今日からできる!緩和テクニック5選
「薬を飲むほどではないけれど、なんとかしたい…」
そんなときに試してほしい“地味だけど効く”ケア方法をまとめました。
① 首・肩・背中を温める
鼻の血流は首や肩のこりとつながっています。冷えて血行が悪くなると粘膜が敏感になり、症状が悪化しやすくなります。
おすすめアイテム
・カイロ(首の後ろに貼るのが効果的)
・ストール
・入浴時に肩甲骨まわりをしっかり温める
たったこれだけでも鼻がスーッと通ることが。

② 温度差をできるだけ作らない
外出時、急に冷えた空気を吸い込むと鼻が一気に反応してしまいます。
対策として…
・マスクで鼻・口を保温する
・室内は外気と5℃以内の温度差を意識
・暖かい飲み物をこまめに飲む
「喉から温める」ことで鼻への負担も軽くなります。

③ 自律神経を整える“鼻呼吸”
寒暖差アレルギーの方は無意識に口呼吸になっているケースが多め。
鼻呼吸は空気を加湿し、温度差を緩和してくれる自然のフィルターです。
1分でできる呼吸法
① 鼻から4秒吸う
② ゆっくり6秒吐く
③ これを5回繰り返す
副交感神経が優位になり、鼻の血管の過剰反応が落ち着きやすくなります。

④ 体をつくる“温活ごはん”を味方に
冷えは大敵。栄養から整えると症状が軽くなる人も多いです。
おすすめ食品
・生姜、ねぎ、にんにく
・キノコ類
・根菜
・発酵食品(ヨーグルト、味噌、甘酒など)
とくに発酵食品は腸を整え、自律神経の安定にもつながるので取り入れやすい“日常ケア”として◎。
⑤ 生活リズムを整え、睡眠を最優先に
寒暖差アレルギーは“疲れが溜まっていると悪化しやすい”特徴があります。
睡眠不足は自律神経を乱す大きな原因。女性は生理周期で眠りが浅くなりやすいため、以下の工夫を。
・夜のスマホを控える
・湯船につかって体温を上げる
・寝室の温度を適温にをキープ(18〜20℃目安)
毎日の積み重ねで鼻の敏感さが大きく変わります!

■ 病院に行くべき?セルフケアの目安
「風邪でもないのに鼻水が1週間以上続く」
「頭痛や倦怠感で日常生活に支障が出てきた」
そんな場合は耳鼻科で相談を。
寒暖差アレルギーと似た症状の“副鼻腔炎”や“アレルギー性鼻炎”の可能性もあるため、薬が必要なケースもあります。
とくに女性は無理をしがち。
症状を軽く見ず、「休む・温める・整える」を意識するだけで改善のスピードが変わります。
♡さいごに・・・♡
自分の体を“気温差から守る”という発想を・・・🌹
寒暖差アレルギーは、本人だけが分かる“地味につらい症状”の代表。でも、ちょっとした生活の工夫で驚くほど楽になることも珍しくありません。
季節の変わり目こそ、他の誰よりも 自分自身のコンディションに優しく。
「今日の私の体に必要なのは温め?休息?それとも深呼吸?」そんな風に、体との対話を楽しむような感覚で向き合ってみてください😊
