「秋の花でお部屋をワンランクアップ!季節を感じるフラワーアレンジ」

LIFESTYLE

2025.10.21

秋は実りと彩りの季節。
ふとした瞬間に感じる空気のひんやり感や、木々が少しずつ色づく様子に季節の移ろいを感じます。
そんな秋の雰囲気をお部屋にも取り入れてみませんか?
今回は、秋を代表する花を使ったフラワーアレンジと、長持ちさせるコツをご紹介します。

 

 

🌼1. ダリア

 

 

花言葉は「優雅」「気品」。
大輪の花が華やかで、ひとつあるだけでも空間をパッと明るくしてくれます。

 

アレンジのコツ

  • メインフラワーとして主役に。
  • 花の向きを少しずつずらして挿すと立体感が出ます。
  • 花首が重いので、口が狭い花瓶や吸水スポンジを使うと安定。

 

 

切り花の注意点

  • 水揚げが難しいため、茎を斜めにカットして湯揚げ(茎を1〜2cmほど熱湯に数秒)を。
  • 水を毎日替え、茎のぬめりを落とすと長持ちします。

 

合わせるとよい花材
ススキ、ユーカリ、秋色のトルコキキョウ、ヒペリカムなど。
存在感があるので、1輪挿しでも十分絵になります。

 

 

 

🍂2. マム(菊)

 

 

「マム」は日本の伝統花“菊”の洋名。
かつては仏花のイメージが強かった菊も、
近年は柔らかな色合いや丸みのあるフォルムの新品種が増え、
いまやモダンでおしゃれな花として再注目されています。
ヨーロッパでは「マム」として親しまれ、ブーケやテーブルアレンジの定番にもなっています。

 

アレンジのコツ

  • 丸い形のポンポンマムを数種類組み合わせると立体的でかわいらしい印象に。
  • 白やグリーン、クリームなどの同系色でまとめると上品に。
  • 陶器やガラスなど、質感のある器を選ぶとぐっと洗練されます。

 

 

切り花の注意点

  • 水揚げがよく長持ちする花。
  • 茎の切り口が傷みやすいため、こまめにカットして水を替えましょう。
  • 花弁が蒸れやすいので、直射日光やエアコンの風は避けます。

 

合わせるとよい花材
ダリアやリンドウ、ススキなど。
グリーンマムと白いダリアを合わせると、ホテルのロビーのような上品さに。

 

 

 

🍇3. リンドウ

 

 

深い青紫が印象的で、凛とした美しさを感じさせる秋の花。
和の空間にはもちろん、モダンインテリアにもよく似合います。

 

アレンジのコツ

  • 縦のラインを活かしたアレンジに。
  • 少し角度をつけて挿すことで自然な流れを演出できます。
  • 陶器や竹かごなど、和素材の器との相性抜群。

 

 

切り花の注意点

  • 水切れに弱いので、常に清潔な水を保つことが大切。
  • つぼみを咲かせたい場合は、明るすぎない場所に置くのがポイント。

 

合わせるとよい花材
ワレモコウ、野バラの実、ススキなど。
マムと組み合わせると、しっとりとした“和の秋”の趣を楽しめます。

 

 

 

🌸4. コスモス

 

 

 

可憐で軽やかな印象の秋桜。
風に揺れるような姿が美しく、ナチュラルな雰囲気を演出します。

 

アレンジのコツ

  • 茎の細さを活かし、空気感を残すようにふんわり挿す。
  • 花を密集させず、余白を楽しむと上品に仕上がります。
  • 素焼きやブリキなど、素朴な花瓶がよく似合います。

 

 

切り花の注意点

  • 茎が柔らかく折れやすいため、浅めの水で管理。
  • 1〜2日おきに茎先を少しずつカットして清潔を保ちます。

 

合わせるとよい花材
スモークグラス、パンパスグラス、ユーカリ、小花など。
ナチュラルテイストのインテリアにぴったり。

 

 

 

🏡おうちをワンランクアップさせる飾り方のヒント

 

  • 花器を秋色にチェンジ:ブラウン、ブロンズ、アンバー系の花瓶で季節感を。
  • ドライ素材をプラス:実ものやグラス系を組み合わせると深みが出ます。
  • 照明で演出:キャンドルや間接照明と組み合わせて、秋の夜長をしっとりと。

 

 

 

 

🌾まとめ

秋の花は、色も形も豊かで、飾るだけで空間がやさしく変わります。
華やかなダリア、上品なマム、凛としたリンドウ、可憐なコスモス。
それぞれの個性を生かして、お部屋に季節のストーリーを添えてみませんか?