追悼デヴィッド・リンチ:初心者におすすめの作品3選
CULTURE
2025.02.12
こんにちは、編集部のさえです。
2025年1月15日、映画監督デヴィッド・リンチ氏が78歳で逝去されました。
シュールで幻想的な映像美と、現実と夢が交錯する独特の物語で多くの映画ファンを魅了したリンチ監督。洋画や海外ドラマファンなら一つは作品を観ている、またはその名前を耳にしたことがありますよね。
今回は「気になるけど、どの作品から観ればいい?」という方のために、初心者におすすめの3作品をご紹介します!
①『エレファント・マン』(1980年) 🎭✨
実在したジョン・メリックの生涯を描いた感動のドラマ。
奇形のために見世物小屋で虐げられていた彼が、医師フレデリック・トリーヴスとの出会いを通じて人間としての尊厳を取り戻していく物語です。
難解な構成で知られるリンチ作品の中では比較的ストレートなストーリーテリングで、初めての方にも入りやすい作品。
アカデミー賞8部門にノミネートされた歴史的傑作です!
②『ツイン・ピークス』(1990年~) 🔥🔍
アメリカの田舎町ツイン・ピークスで起こった女子高生ローラ・パーマーの殺人事件を描くミステリー作品。
一見シリアスなサスペンスに見えますが、不可解な登場人物、シュールなユーモア、夢のような映像美が盛り込まれた唯一無二のドラマです。「デヴィッド・リンチ作品にハマるかどうか」の試金石になるかも!?
③『マルホランド・ドライブ』(2001年) 🌀🎭
事故に遭い、記憶を失った女性と女優志望の女性がハリウッドの街で失くした記憶を追い求めるミステリーサスペンス。
夢か現実か分からない演出、映像美、難解なストーリー展開など、リンチらしさが詰まった作品です。
初めて観ると「意味が分からない!」となるかもしれませんが、考察する楽しさがあり、観るたびに新しい発見がある映画です。個人的には一番好みのリンチ作品です。
🎬 まとめ
デヴィッド・リンチ監督の作品は、一度観ると忘れられない独特の魅力があります。
「感動したいなら『エレファント・マン』」、「ミステリーなら『ツイン・ピークス』」、「リンチワールド全開の作品なら『マルホランド・ドライブ』」がおすすめ!
この機会にぜひ、彼の作品に触れてみてください✨