秋の夜長のおともに♡アロマキャンドルの選び方
LIFESTYLE
2022.09.11
暑さも落ち着いて、過ごしやすい日も多くなってきましたね。
夜はエアコンから解放されて、窓を開けると虫の声が聞こえてすっかり秋モード。
そんな秋の夜長は、お部屋を癒し空間に変えるアロマキャンドルとともに過ごしてみませんか?
🕯 アロマキャンドルとは?
────────────────────────────
ロウの中に香りの成分を含んだエッセンシャルオイルなどを混ぜることで、香りも楽しめるキャンドルです。
アロマの香りとキャンドルの炎の揺らぎが自律神経に作用し、気分転換やリラックス効果が期待できます。
キャンドルの炎は「1/fゆらぎ」と呼ばれ、人の心臓の鼓動や星の瞬きなど自然界の周波とリズムが同じなので、炎をぼーっと見ているだけでも癒されます。そこにお気に入りのアロマの香りも加われば、秋の静かな夜にぴったりのヒーリングアイテムに。
🕯 アロマキャンドルの選び方
────────────────────────────
アロマキャンドルと言っても、数々のブランドから様々なタイプのキャンドルが販売されていて、いったいどれが良いのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、スタイル別とワックスの素材別をテーマにそれぞれまとめてみました。
アロマキャンドル選びのご参考になると嬉しいです✨
❶ スタイル別
────────────────────────────
🕯 ティーライト型
アルミやプラスチック製のカップに入った小さなキャンドルのことを指し、ティーポットを温めるために使われていたことが名前の由来です。
短い燃焼時間が特徴で、比較的場所を選ばず気軽に使うことができます。
小さなグラスをキャンドルホルダーにして楽しんだり、お風呂などの水に浮かべて使うフローティングキャンドルとしても使用できます。
🕯 ボーティブ型
ボーティブ(Votive)には「奉納」という意味があり、もともとは教会などのお祈り用に使われていたキャンドルです。典型的なキャンドルの形状で、長時間の燃焼に向いています。
耐熱カップに入れて火を灯すと無駄なく燃焼し、燃焼時間は長いものでは24時間以上灯せるものもあります。最後まで香りを楽しめるのもボーティブの魅力です。
🕯 グラスジャー型
ガラス容器や缶に入った形状のアロマキャンドル。ギフト用にも人気があります。
蓋を開けてすぐ火を灯せる、キャンドルホルダー要らずの手軽さが魅力です。
持ち運びにも便利で、溶け残りにくく最後まで使いやすいですが、ワックスが少なくなると容器が熱を持つ可能性もあるので注意が必要です。
🕯 デコレーション型
キャンドルの側面に貝殻や小枝を埋め込んだり、クリアタイプのジェルの中にドライフラワーやミニオブジェを入れたりした、見た目重視の華やかなキャンドル。もちろん香りも楽しめるので、お部屋のインテリアとして飾ることが多いです。
❷ ワックスの素材別
────────────────────────────
🕯 パラフィンワックス
石油由来のワックスで、アロマキャンドルの中でもリーズナブルなものが多く種類も豊富です。さまざまな香りのキャンドルを手軽に試してみたい方に人気があります。
一方でススが出やすく、精製度合いによっては有害物質を含む煙が上がることから、呼吸器系が敏感な方には注意が必要です。
🕯 ビーズワックス
ミツバチが腹部から分泌したミツロウから作られるワックス。低い温度で溶けにくいので、長く香りが楽しめます。
ススや煙も出にくいのでお部屋での使用におすすめ。アロマの香りとともに、ミツロウのほのかに甘い香りが漂います。
🕯 ソイワックス
大豆を原料とした植物由来のワックスです。融点が低く、火を灯すとキャンドル全体が溶けていき、燃焼時間が長いのが特徴。
急な来客など、今すぐ香りをくゆらせたいときにも最適です。
100%ピュアなソイワックスは有害物質が含まれていないため、小さなお子さまがいる空間や食事中にも安心して使えます。
🕯 パームワックス
アブラヤシの実から採れる油を精製して作られた植物性ワックスで、サラサラとした白く細かい粒状をしています。
キャンドルにしたときにクリスタルのような美しい結晶模様が楽しめます。
燃焼時のススや消したあとの匂いが少なく、香りも炎もやさしいのが特徴です。
🕯 コットンシードワックス
綿の種から抽出されるオイルから作られたワックスで、古くからキャンドル作りに使われています。
綿実が育つ際に害虫などから身を守るため、自然に綿実に含まれるポリフェノール色素(ゴシポール)を取り除く為に必ず精製されます。
天然素材なので燃焼しても空気を汚さず、お部屋をクリーンに保ちます。
❸ 香りで選ぶ
────────────────────────────
アロマキャンドルの魅力は、豊富な香りですよね。
香りの好みは千差万別なので、できれば実際に香りを嗅いで、ご自身が好きな香りを選ぶのが一番です。
難しいのはオンラインショップで選ぶ場合ですが、どんなイメージの香りか詳しく記載してあることが多いですし、配合されている精油(エッセンシャルオイル)の種類がわかれば、芳香成分の効果なども調べることができます。
参考サイト ☞【TIMRESS EDISION エッセンシャルオイルの種類】
香りづけには天然の精油を100%使用しているものがおすすめですが、キャンドル燃焼時に精油を香らせようとすると大量の精油が必要となり、実際には天然精油由来の香料を使用している製品が多いようです。
大切なのはご自身が心地良いと感じ、リラックスできる香りであること。
ブランドによって香りのブレンドも様々なので、ぜひ楽しみながら秋の夜長のおともを見つけてくださいね🌌