「楽」を考える❤人生をポジティブにする思考のライフハック!
CULTURE
2023.10.06
皆さまこんにちは!moca編集部ECOです♡
「楽」という漢字から皆さまは何を連想しますか?
楽器、楽しい、楽観など・・・様々な意味や読み方で用いられます。
~漢字の成り立ち~
鈴(白)と糸かざり(⺓)がついた、お祈りの時に使われる道具の形がはじまり。
にぎやかな音で神さまを楽しませることから、「音楽」や、「たのしい」という気分を意味する。
~読み方・意味~
【がく】
◆音楽。
(例)「器楽」 「雅楽」
◆かなでる。演奏する。
(例)「楽器」「楽譜」「奏楽」
【らく】[名・形動]
◆心身に苦痛などがなく、快く安らかなこと。また、そのさま。
(例)「気が―になる」「―な姿勢」「どうぞお―に」
◆生計が豊かなこと。また、そのさま。
(例)「不動産収入で―な暮らしをする」
◆たやすいこと。簡単なこと。また、そのさま。
(例)「―な計算問題」「―に勝てる相手」
【らく】[名]
◆「千秋楽 (せんしゅうらく) 」の略。
(例)「今日で―を迎える」
◆「楽焼き」の略。
【たの(しい)】[形][文]
◆満ち足りていて、愉快な気持ちである。
(例)「毎日を―・しく過ごす」「テンポのよい―・しい曲」
◆富裕である。金持ちである。
(例)「堀川相国は、美男の―・しき人にて」〈徒然・九九〉
◆作物の出来が豊かである。
(例)「この年頃は、いとこそ―・しけれ」〈大鏡・道長上〉
~「楽をする」「楽しむ」どちらも一緒?~
学生時代にお付き合いをしていたパートナーから
「僕と居るのは楽(ラク)だからでしょう?」と皮肉を言われたことがありました。
その時私は「楽しいからよ♪漢字は同じでも雰囲気が違うでしょ♪」と答えました。
すると、私の答えにとても喜んでくれたことを覚えています。
(当時のパートナーはとても頼りがいがあり、間違いなく私が楽な状態でいられる相手で、まあまあの図星でした)
我ながら上手い言葉遊びで、パートナーの気持ちをポジティブに変えることができたことは自画自賛したいところなのですが・・・笑
それから年月を経て、社会に出た今、果たして「楽をする」ことは皮肉めいて咎められることなのかな・・・?と。ふと思ったのです。
~たとえばお仕事に迷った時・・・~
会社に所属して、お給料をいただく立場の場合、与えられた職務を遂行することは当然の義務といえます。
しかし、同じデスクワークでも、それを苦痛に感じる人も居れば、自分に合っていると感じて取り組める人も居ます。
後者がいわゆる心地よい「楽(らく)」な状態なのではないでしょうか?
前者はお仕事に「楽しさ」を見出すのは難しいかも知れませんが、後者は「楽しさ」を見出す可能性が大いにあります。
どうせ同じ時間を過ごすのであれば、自分が「楽」をできる環境に身を置くのも、人生を謳歌し充足感を得るためのライフハックなのではないでしょうか?
その結果として、お仕事の満足度だけでなく質も向上するかも知れません。
もちろん苦しみを乗り越えて素晴らしい成果をもたらす場合もありますね✨
😊さいごに・・・♡😊
今回は日本語の漢字を用いて、人生をポジティブに生きることについてお伝えしてまいりましたがいかがでしたか?
人間の感情には【喜怒哀楽(きどあいらく)】があると言われますが、その中で「喜」と「楽」をどれだけ多く感じられるかが人生を豊かにする要なのではないかと思います。
日々の中で、さまざまな枷(かせ)を感じることはありますが、少し肩の力を抜いて「喜楽」な人生、つまり「気楽」な人生を謳歌することを意識しても良いのではないでしょうか?
能天気な私は、常々そんなことを思っております。皆さまの毎日によいことが沢山ありますように🌹
それではまた次回の記事でお会いいたしましょう~♡