美と健康には「腸内環境」を整えて!梅流しの嬉しい効果♡
HEALTH
2022.10.09
皆さまこんにちは!moca編集部ECOです♡
数年前からよく耳にしている「腸活」
読者の皆さまは、何かケアはされてらっしゃいますか?
健康のためにも、美容のためにもデトックスは非常に重要で、なかでも「腸」は美と健康のための鍵を握っているところ。
今回の記事では、実際に私が試してみて効果的だった腸活の一環である「梅流し」について、ご紹介させてくださいませ♡
~梅流しとは・・・?~
梅流しとは、大根の煮汁に梅干しを加えたもの。
東洋医学の考えに基づき、腸内に溜まった便(宿便)を排出するために行われる一種の食事療法で、梅流しの前に48時間の断食を行うと、より効果が高まるといわれています。
断食が難しい場合、一日一食を梅流しに置き換えるだけでも効果が期待できるものです!
(私はどうしても断食ができないので、朝食を梅流しにしています)
便秘解消のために下剤を服用する前に、まず「梅流し」を試してみると、身体の負担にもならずにデトックスができます♡
そして、個人差があるかとは思いますが、私はやむを得ずに下剤を服用した時はどうしても腹痛があったのですが、この梅流しでは、辛い腹痛を感じずにデトックスができました!
~梅流しの嬉しい効果~
私は、お友達との外食は一切制限を設けずに楽しみますが、外食の予定が多かった週は、週末にデトックスデイを必ず作って、腸内環境を整えるように心がけています。
その際に、取り入れて効果的だったのが「梅流し」だったのです!
◆「大根」のデトックス効果◆
・水分
大根は95%が水分だそうです!水分は腸内の便を柔らかくし、排出しやすい状態へ整えてくれると考えられています。
・食物繊維
大根には、便のカサを増す不溶性食物繊維が多く含まれています。不溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やしてくれるため、腸内環境を整える効果も期待できるそう♡
・消化酵素
でんぷんを分解するジアスターゼ、たんぱく質を分解するプロテアーゼ、脂肪を分解するリパーゼなど、消化酵素が豊富に含まれています。
酵素は熱に弱いため、より効果的に摂取するには、すりおろして食べるのがよいですね!
・ビタミンC
腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす効果が期待されます。特に大根の葉に多く含まれるため、葉も残さず食べるのがオススメだそう。(梅流しのレシピには、大根の葉は入れないことが多いですが、細かく刻んで入れても良さそうですね!)
大根をいただく最大のメリットは豊富な水分と不溶性食物繊維が同時に摂取できる点!
これにより、排出しやすい状態の便が作られるため、すっきりとしたお通じが得やすくなるといえます。
しかも、大根は低カロリーで、たくさん食べても肥満になる心配が少ないのも大きなメリットですね♡
◆「梅干し」のデトックス効果◆
・クエン酸
クエン酸は腸に刺激を与え、ぜん動運動を促してくれます。またクエン酸には、腸内環境を整える効果も期待できます!
・カテキン酸
抗菌・滅菌作用があり、腸内環境を整えながら腸を活発に働かせる効果が期待できます。これからの時期の風邪予防にも積極的に摂り入れたい食材ですね。
・植物性乳酸菌
腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やしてくれる植物性乳酸菌が含まれています。植物性乳酸菌は胃酸に強いので、生きたまま腸まで届くそうです!
・マグネシウム
便の水分量を増やし、排出しやすい柔らかな状態へ整える働きがあります。
梅干しは、腸のぜん動運動を促す作用のあるクエン酸が、ほかの酸味のある果物などと比較した場合、含有率が高いのでデトックス効果を得られやすいのも嬉しいポイントですよね♡
◆梅流しの代表的な作り方◆
◇材料/1人分◇
・大根1/2本
・梅干し(中ぐらいの大きさ)2、3個
・だし用昆布15g
・水1.5l
◇手順◇
・保存容器に昆布と水を入れ、冷蔵庫で半日寝かせる。時間のない時は30分程度でもOK。
・昆布と水を鍋に移して中火にかける。煮立つ前に昆布を取り出す。
・大根の皮をむき、厚さ2センチ程度の輪切りにする。
・出汁を取った鍋に大根を入れ、柔らかくなるまで中火で煮る。
・大根が柔らかくなったら、梅干しの実をほぐしながら入れ、さらに5分煮る。
◇食べ方
・まず煮汁を大き目の茶碗いっぱいに入れ、ゆっくり飲み干す
・次に大根や梅干しを食べつつ、煮汁を飲む
◇ポイント
・空腹時に行う
朝・昼は通常通り食事をとり、夕食の代わりに梅流しをしたり、夕食を一食抜いた翌朝、梅流しを行うのが効果的!
・外出する予定のない日に行う
梅流しを行うと、早い人では食べている最中から便意を催し、その日一日、何度も排便が得られるようですので、スケジュールを調整しておくと安心ですよね♡
・散歩などの軽い運動で腸を刺激するのもよい
梅流しの効果には、もちろん個人差があります。多くの場合、梅流しを行った後、30分~1時間程度すると便意を催すようですが、なかなか便意を催さない場合には、軽く運動をして胃腸を刺激すると、排便が促されて効果を得られやすいです!
◆私のお手軽梅流し◆
梅流しは、とても簡単に作れるものですが、私はもう少し手軽に時短できないかと考えて作ったのが「マグカップ梅流し」
作り方は、マグカップの中に、市販の大根おろしと梅干しを入れてお湯を注ぐだけ!
なんだかお手軽すぎてお恥ずかしいですが、日頃お料理をする習慣がない方でも
インスタント感覚で作れますのでおすすめですよ♡
私は、定期的に梅流しをするようになって、便秘も解消されましたし、お肌のコンディションも向上した気がします。
そして、食物繊維と水分を沢山摂取するからか食欲も抑えられることが多いです!
是非、読者の皆さまも一度試してみてくださいませ♡
◆さいごに・・・◆
「医食同源」という言葉にもあるように、日頃身体に摂り入れているものは薬にも毒にもなりえます。
極力自然のもので腸内環境を整えて、毎日をいきいきと過ごしたいなと考えています♡
それではまた次回の記事でお会いいたしましょう~♡